130年以上の歴史を持つ品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)。
クアラルンプールのチャイナタウンにあった品泉の店舗がすぐ近くのロケーションに移転し、2023年10月にグランドオープンしました。
この記事では、新しくなった品泉茶室について紹介します。
新装開店した品泉茶室
創業1893年。
130年以上の歴史を持つ品泉茶室は、エッグタルトや月餅が有名なお店として知られています。
現在は、創業者の曾孫にあたる4代目が品泉の経営を担っています。
2023年10月にグランドオープンした品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)。
ノスタルジックな雰囲気を大切にしたレストランになっています。
チャイナタウン内で何度か移転を繰り返している品泉茶室。
左側の画像はチャイナタウンのJalan Petalingにあった古い品泉の店舗。この店舗は現在新店舗がある場所の数軒先にあったお店で、2019年3月頃まで営業していました。
右側の画像にある黄色い店舗は、2019年11月にソフトオープンし、2023年8月まで営業していた品泉の店舗。
ストリートアートがある鬼仔巷(Kwai Chai Hong)のすぐ隣に位置していたお店で、思わず目を引くカラフルな色づかいのお店でした。
そして、2023年10月にオープンしたのがJalan Balai Polisという通りに面した品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)の新店舗。
実際には、旧店舗と新店舗は目と鼻の先で、鬼仔巷(Kwai Chai Hong)を挟んだ場所にそれぞれ位置します。
Bunn Choon Restaurantで食べる点心
品泉茶室では、名物のエッグタルトのほか、各種点心や麺料理などを楽しむことができます。
座席数が限られていることから、店内飲食には60分の利用時間が設けられているので、制限時間に注意してください。
品泉で鉄観音やプーアル茶などの中国茶を注文すると、茶葉とお湯を入れたティーポットを持ってきてくれます。
テーブルにある赤いポットのなかにお湯が入っているので、自分でお湯を注ぎ足すことができます。
点心などの食事メニューや飲み物の注文は、スマホでQRコードを読み込んで行います。
スマホで注文を確定すると、注文したものが書かれた紙を店員さんが持ってきてくれます。
紙ベースのメニューもあるので、必要な時は店員さんに声をかけてみてください。
エッグタルトやそのほかの中華菓子については、1階エリアにあるカウンターで行います。
スマホの注文とは別にオーダーしたものは、別途レシートを発行してくれるので、食後にまとめて精算します。(2階エリアで飲食する時は、2階にあるカウンターで支払いができます)
品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)の鶏肉とホタテのお粥。
優しい味で、胃に優しい朝ごはんが食べたい時におすすめの一品です。
焼売。
蝦餃。
プリプリの大きめサイズのエビが入っています。
叉焼包。
品泉茶室(Bunn Choon Restaurant)の叉焼包には、甘みが強い叉焼餡が使われています。
品泉のエッグタルトや中華菓子の特徴
品泉の看板商品であるエッグタルト。
しっかりした甘みを持つトロトロっとしたカスタードに、生地に使われているラードの香りがやや強めという特徴を持ちます。
黒い生地の竹炭芝麻蛋撻も有名ですが、普通のエッグタルトの方がおすすめです。
品泉茶室では、エッグタルト以外にも色々な中華菓子を販売していますが、おすすめは老婆餅(Wife Biscuit)。
ドライオレンジを加えた冬瓜餡を生地に練り込んだお菓子で、品泉茶室の老婆餅はすごく美味しいです。
中華菓子で言うと、チャイナタウンに鳳凰餅家という老舗があるのですが、老婆餅に関しては品泉の方が美味しいです。
Bunn Choon Restaurantのロケーション
住所:3, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
最寄駅はLRTまたはMRTのPasar Seni駅。
MRTのPasar Seni駅のA出口から、Purple Caneというお茶屋さんがある角を右に曲がり、道路に沿って歩いて行くと、お店に到着します。(徒歩で約3分)
品泉茶室の隣には何九海南茶店という超有名コピティアムがあり、朝から行列ができているので、これが目印になります。
まとめ
長い歴史を持つ品泉茶室(Bunn Choon)。
クアラルンプールのチャイナタウン観光をしていて、小腹が空いた時にふらっと立ち寄って、エッグタルトを購入する利用方法がおすすめです。