台南屈指のお買い物スポット、林百貨店。
昭和レトロな雰囲気のなか、買い物を楽しむことができる素敵な場所です。
台南指定文化財の林百貨店
日本統治時代の1932年12月5日、林方一さんという日本人が台南にオープンした林百貨店。
林百貨店があるのは台南の商業地として栄えていた場所で、当時「台南の銀座」と称された「末広町2丁目」と呼ばれた場所に位置しています。
5階建ての林百貨店は、当時台南でエレベーターを有する唯一の百貨店としても有名で、現在もエレベーターが一つの見所になっています。
1998年に台南市政府により指定古跡に認定された林百貨店。
現在の林百貨店は台湾のお土産を販売する場所になっていますが、これは経営の委託業者である高青時尚株式会社がプロデュースしたもので、2014年にリニューアルオープンしています。
林百貨店のフロアマップ
1階〜6階まであり、
- 1階:台南リビングルーム
- 2階:台南デザイン
- 3階:台南ファッション
- 4階:台南文化サロン
- 5階:台南ダイニング
- 6階:台南景色
…というように、それぞれテーマが決められたフロアになっています。
林百貨店で楽しむ買い物
1階エリアは食べ物を中心としたお土産物が販売されています。
林百貨店オリジナルのパイナップルケーキもあります。
こちらは林百貨店のクッキー。
2階エリアでは、多くの台湾雑貨が販売されています。
林百貨店オリジナルのバッグ。
レトロデザインのスクールバッグ。
台南を代表するブランド、錦源興の商品もあります。
魚の形をしたポーチ。
ユニークな雑貨が豊富です。
台南の京都奈本舗のがま口財布。
林百貨店では、台南ブランドの雑貨のほか、台湾を代表するブランドの商品も豊富です。
例えば、上記画像の小籠包調味料セットはハッカブルーのものになります。
印花楽の雑貨。
モンガ石鹸。
店内ではCha Tzu Tangの商品も販売されています。
林百貨店で飲む&食べる
5階には林珈琲や豆花のお店があり、ひと休みしたい時におすすすめのスポットです。
林百貨店で景色を楽しむ
6階の屋上エリアには、記念品ショップがあるほか、神社や展望台があるオープンスペースになっています。
台南は第二次世界大戦時に米軍の空襲を受けていて、林百貨店の屋上部分には当時の空襲の痕跡が残されています。
林百貨店の神社。
1932年の開業時には神社はなかったものの、開業から半年ほど経過した時に設置されたものになります。
屋上から見える台南の街並み。
ロケーション
住所:台南市中西区忠義路二段63号
林百貨店のすぐ近くには、台南の人気帆布店が多いので、林百貨店で買い物をする時に一緒にまわる形がおすすめです。
まとめ
林百貨店オリジナル商品のほか、台南発祥ブランドや台湾のかわいい雑貨が多く揃う林百貨店。
台南でお土産探しする時にとても便利なお買い物スポットです。