海外旅行に欠かせない現地での快適なネット通信環境。
この記事では、マレーシアの通信会社の種類と旅行者におすすめのプリペイドSIMカード&購入スポットについて紹介します。
マレーシアの通信会社の種類
マレーシの通信事業会社には、
- Maxis/hotlink
- CelcomDigi
- U Mobile
- Yes
- Tune Talk(MVNO)
- redONE(MVNO)
…などがあります。
マレーシアの大手通信会社
上記のなかでも、
- Maxis(マクシス)
- CelcomDigi(セルコムディジ)
- Unifi(ユニファイ)
…が大手通信会社になります。
有名どころはMaxis Communications(マクシス コミュニケーションズ)。
日本で言うドコモのような位置づけの通信事業会社になります。
また、2022年に12月にCelcomとDigiが合併し、CelcomDigiが誕生したため、CelcomDigiのマーケットシェアが大きく増えています。
Maxisとhotlinkの違い
Maxis傘下のブランドのhotlink(ホットリンク)。
MaxisはPostpaid(ポストペイド)のみのプランを提供している一方、hotlinkはMaxisのプリペイドプランを販売する通信会社として作られたものになります。
元々はプリペイドプランのみの取り扱いだったものの、現在はホットリンクにもポストペイドプランの選択肢があります。
私自身、マレーシアでhotlinkのポストペイドプランを利用していて、その通信速度や繋がりやすさに満足しています。
hotlinkは海外ローミングプランも充実していて、マレーシア以外の海外での利用も便利です。
海外ローミングの手続きは簡単で、hotlinkアプリの「Roaming」をタップ。
旅行先の国・地域を選択すると…
日数別の料金が提示されるので、希望するプランを選んでConfirmボタンを押せば手続き完了です。
海外到着時にパパッと購入して使えるのですごく便利です。
hotlinkのポストペイドプランは、マレーシア在住の人におすすめです。
ただ、5Gの関係で今後はcelcomdigiが有力になりそうな傾向があるので、在住者の方はcelcomedigiも検討する形がおすすめです。
旅行者におすすめの通信会社はどこ?
マレーシアを訪れる旅行者の方は、
- hotlink(ホットリンク)
- CelcomDigi(セルコムディジ)
- Tune Talk(チューントーク)
…からプリペイドSIMカードを選ぶ形がおすすめです。
その理由は、上記通信会社はいずれも大手で通信速度について特に問題ないことに加え、旅行者向けのプリペイドSIMカードをマレーシアの国際空港で販売しているためです。
ちなみに、Tune TalkはMVNOですが、CelcomとTuneグループが保有する会社で、Celcomの回線を使っています。
Celcom、Digi、Tune TalkのプリペイドSIMカードを事前予約し、マレーシアの空港(主にクアラルンプール国際空港)で受け取ることができるサービスがあります。
プリペイドSIMカードの価格はいくら?料金の目安
期間(7日間、14日間、30日間など)や通信量などプランより価格が異なりますが、7日〜30日間のプリペイドSIMの価格帯は、
RM20〜RM40程度
…というイメージです。
マレーシアのプリペイドSIMはとても安い(+しかも大容量)です。
プリペイドSIMはマレーシアのどこで買うのが便利?
旅行者におすすめの購入スポットは空港。
ここではクアラルンプール国際空港のターミナル1とターミナル2の販売場所について、それぞれ紹介します。
クアラルンプール国際空港(ターミナル1)
クアラルンプール国際空港(ターミナル1)のLevel 3にある到着フロア。
カスタムの荷物チェックを受け、到着フロアを出たら、向かって左側に歩いて行きます。
4 Fingersという飲食店の近くに各通信会社のカウンターがあるので、迷った時はこれを目印にしてください。
Tune Talkやhotlinkのカウンター。
Tune Talkには、マレーシアのみで利用できるプリペイドSIMカードのほか、アジア数カ国で使えるSIMカードもあります。
東南アジア諸国を周遊する予定がある時に便利なプリペイドSIMカードです。
U MobileやCelcomのカウンターもLevel 3にあります。
なお、KlookでCelcomのプリペイドSIMを予約した場合、受け取りはKLIA2(ターミナル2)になるようなので注意してください。
クアラルンプール国際空港(ターミナル2)
クアラルンプール国際空港ターミナル2の通信会社カウンターも、到着ロビーのすぐそばにあります。
Level 2にある到着ロビーを出たエリアがgateway@klia2というモールに繋がっていて、ここに各カウンターがあります。
到着ロビーすぐそばにあるhotlinkのお店。
CelcomやU Mobileも到着出口付近に位置しています。
Celcom近くにあるTune Talkのカウンター。
Digiのカウンターは、到着ロビーから少し離れたところにありますが、スーパーのJaya GrocerやドラッグストアのGuardianを目印にすると見つけやすいです。
旅行者におすすめのお得&便利なセット商品
事前に手配することで、マレーシアの交通ICカードのタッチアンドゴーカードとTune Talkの5GプリペイドSIMのセットをクアラルンプール国際空港で受け取ることができる便利なサービスがあります。
マレーシアで公共交通機関を利用する予定がある場合は、お得なセットを購入する形がおすすめです。
eSIMという選択肢もある
eSIM対応のスマホをお使いの場合は、eSIM購入を検討することもおすすめです。
物理SIMを購入する時と異なり、現地に着いてからカウンターで手続きをすることなく、飛行機が着いた瞬間にデータローミングをオンにすればモバイルデータが使えます。
楽天モバイルの海外ローミングも便利
短期のマレーシア旅行であれば、楽天モバイルの海外ローミングもおすすめです。
楽天モバイルは海外ローミングが毎月2GBまで無料で使えるので、数日間の滞在であれば、無料のデータ通信だけで十分というケースもあります。
実際に楽天モバイルの海外ローミングをマレーシアで使ってみたところ、特に通信速度には問題ありませんでした。
飛行機でマレーシアに到着し、機内で海外データローミングをONにすれば、すぐに繋がりネットが使えるので、すごく便利です。
まとめ
低価格かつ空港で簡単に購入することができるマレーシアのプリペイドSIMカード。
現地で言葉のやりとりに不安を感じる場合は、旅行前の事前手配がおすすめです。
以上、マレーシアのおすすめ通信会社とプリペイドSIMカードについての紹介でした!