マレーシアに遊びに行くことになった!
そんな時に、
何を持っていけばいいの?事前に準備することは?
…と迷うことがあるかもしれません。
この記事ではマレーシア旅行に持っていくべき持ち物について紹介します。
マレーシア旅行持ち物チェックリスト
持ち物一覧表(タップしてチェック!)
- パスポート
- Eチケット
- マレーシアデジタルアライバルカード
- クレジットカード
- 現金
- Wise(アプリ+デビットカード)
- 海外旅行傷害保険
- 変換プラグ
- 変圧器モバイルバッテリー
- ラゲッジスケール
- SIMカード
- Grabアプリ
- Touch ’n Goカード
- QRコード決済アプリ
- 長袖(羽織ることができるもの)
- ビーチサンダル
- 常備薬
- 日焼け止め虫除けスプレー
- 折りたたみ傘
- ポケットティッシュ
- ウェットティッシュ
- マスク
- 水着
マレーシア旅行と言っても、ビーチで過ごすのか、ジャングルなど森林地帯に遊びに行くのかなど、観光スケジュールにより、持っていくべきものが多少変わってきますが、以下に基本的な持ち物のポイントについて紹介します。
絶対必要な持ち物
パスポート&Eチケット
マレーシアに入国するには、入国日から6ヶ月以上のパスポート残存有効期間があることが必要です。
そのため、マレーシア出発前にお手持ちのパスポートの残存期間をチェックすることを忘れないようにしてください。
Eチケットは、チェックインカウンターやイミグレーションで何か聞かれた時に取り出しやすいように、スマホのわかりやすいところに保存しておくことをおすすめします。
マレーシアデジタルアライバルカード
2024年1月1日より、マレーシアに入国する全ての外国籍旅客*に対し、デジタル入国カード(MDAC/マレーシアデジタルアライバルカード)の提出が義務づけられています。
*マレーシアのPR(永住権)保有者や長期滞在ビザ保有者等は免除されます。
マレーシア到着3日前から登録可能なので、マレーシア入国前に手続きをしてください。
マレーシア出発前に航空会社のチェックインカウンターでも聞かれると思いますが、忘れないようにしてください
MDACはJabatan Imigresen Malaysiaの専用サイトから手続きできます。
https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main
デジタル入国カードの記入/入力方法
Registerのボタンをクリック。
個人情報を入力します。
- Name: 氏名をパスポート記載通りに記入
- Passport No.:パスポート番号
- Nationality:国籍(日本ならJAPAN)
- Date of Birth:生年月日を(日/月/年)で入力
- Date of Passport Expiry:パスポート有効期限を(日/月/年)で入力
- Email Address:Eメールアドレス(Confirm Email Addressは確認用に再入力)
- County/Region Code:国番号(日本なら81)Confirmに同じように入力
- Mobile No.:携帯番号
- Date of Arrival:マレーシア入国日
- Mode of Travel:旅行形態(飛行機ならAIRを選択)
- Date of Departure:マレーシア出国日
- Last Port of Embarkation before Malaysia:マレーシア入国前の出発地
- Flight/Vessel/Transportation No.:(飛行機の場合)フライト番号
- Accommodation of Stay:マレーシアでの滞在場所(ホテルの場合はHOTELを選択)
- Address(in Malaysia):マレーシア滞在先の住所
- State:州(日本の場合、都道府県)
- City:市
- Postcode:郵便番号
必要事項を入力したら、Submitボタンを押してデータを送信してください。
最近、MDACの偽サイトが出回っていると、2024年10月に在マレーシア大使館から注意喚起がありました。偽サイトではクレジットカードの情報を入力するように求められるようですが、正規サイトではクレカ情報の入力を求めることはないので、注意してください。
クレジットカード
ホテルにチェックインする時にデポジットとして使ったり、現地でお金を引き出したい時にキャッシングしたり、海外で便利な使い方ができるクレジットカード。
普段、クレジットカードを使っていない場合は、
- 暗証番号
- 利用限度額
…を旅行前に確認することを忘れないようにしてください。
どのカードブランドがおすすめ?
大抵どこでも使えるという観点から、VISAまたはMastercardがおすすめです。
アメックスやJCBは一部使えないところがあるので、無難なブランドとしてはVISAやMastercardになります。
現金と両替
日本円からマレーシアリンギットへの両替は、マレーシアに到着してから現地で行う形がおすすめです。
レートが良いのは街中にある両替商ですが、マレーシアに到着してすぐに両替したい場合は空港の両替所が利用できます。
Wiseアプリ+Wiseデビットカード
マレーシア旅行だけではなく海外旅行全般で活躍するWise。
Wiseで口座を開設の上、リンギット口座を作り資金をチャージ、さらにWiseのデビットカードを持っていれば、マレーシアで手数料無料でリンギットベースでデビット決済したり、制限内であれば無料でATMからリンギットを引き出すことが可能です。
マレーシア旅行に関わらず、海外旅行するなら使わないと損!というお得なものがWiseです。
海外旅行傷害保険
万一に備えて、旅行前に必ず海外旅行傷害保険に加入するようにしてください。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、どんな条件で何がどこまで補償されているのかしっかり確認することが重要です。
カードの種類やステータスにもよりますが、補償内容が十分ではないケースが多いので、海外旅行傷害保険を別途購入する形がおすすめです。
デジタルグッズ&アプリの持ち物
変換プラグ&変圧器
マレーシアで使われている主要なプラグは3ピンのBFタイプで、コンセントの形状は3つ穴になります。
日本のコンセントの形状はAタイプであるため、日本のコンセント用に作られた製品をマレーシアで使用する場合、変換プラグが必要になります。
BFだけの変換プラグを持っていく形も良いですが、色々な国に旅行する機会がある場合は、各国のコンセントに対応できるマルチプラグを購入する方が長い目で見た時に便利です。
日本の電圧にのみ対応した電化製品を使う時は変圧器が必要
日本の電圧が100Vであることに対し、マレーシアの電圧は230Vになります。
電圧100Vの日本製品をマレーシアで使用する時は、変圧器が必要です。
日本で販売されている電化製品であっても、100〜240Vの電圧に対応したユニバーサル仕様の製品があり、ユニバーサル仕様の電化製品を使う場合は変圧器は不要です。
お使いの製品の対応電圧を調べた上で、変圧器が必要なのか変換プラグだけで良いのか確認してください。
マレーシアのホテルにはユニバーサルコンセントがあることも
マレーシアのホテルには、どのプラグの形状にも対応したユニバーサルデザインのコンセントが設置されているケースが多く、この場合、マレーシアの電圧に対応した電化製品であれば、日本のコンセントをそのまま差して使うことが可能です。
新しいホテルはユニーバーサルコンセント対応をしているケースが多いものの、古いホテルはローカル仕様という場合もあるので、いざという時のためにも、変換プラグは旅行に持って行くことをおすすめします。
モバイルバッテリー
外出先で充電が必要になった時に便利なモバイルバッテリー。
どんなデバイスをどれだけ充電したいのかにより、選ぶべき容量が異なりますが、海外旅行におすすめのモバイルバッテリーの容量は10,000mAhです。
仕事で使うパソコンやタブレットなど多くのデバイスを充電するのであれば、20,000mAhくらいの容量があっても良いと思いますが、20,000mAhのモバイルバッテリーは重量が重たいものが多いので、旅行中に持ち歩くことを考慮すると10,000mAhが一番使いやすいと感じています。
ラゲッジスケール
旅先でお土産を買い過ぎて、チェックインカウンターで荷物の重量オーバーが心配になることがあるかもしれません。
そんな時に便利なアイテムがラゲッジスケール。
スーツケースの中に入れておいても、気にならないくらいの大きさなので、1つ持っておくといざという時に役立ちます。
特に重量制限が厳しいLCCを利用する場合は、ラゲッジスケールを旅先に持っていくことをおすすめします。
SIMカード
マレーシアで使えるプリペイドSIMカードは、マレーシア到着時に空港で購入する形がおすすめです。
Celcom、Digi、Tune Talkは、旅行前に事前にオンラインで手配し、現地空港(主にクアラルンプール国際空港)で受け取ることができます。
ただ、マレーシア到着時間が深夜など空港のお店が閉まっているようなケースで、データ通信面が不安な場合は、あらかじめ日本でプリペイドSIMを購入しておくと何かあった時に安心です。
Grabなどのアプリ
車がないと不便なことが多いマレーシア。
マレーシア旅行には配車アプリのGrabをダウンロードして活用することをおすすめします。
また、現地でオプショナルツアーに参加する場合は、ガイドさんとWhatsAppでやりとりすることが多いと思うので、トークアプリもダウンロードすると良いかもしれません。
日本で事前購入できるデジタルチケット
クアラルンプール観光に役立つデジタルチケット(切符)には、日本にいながら事前予約&事前購入できるものがあります。
例えば、
KLIAエクスプレスはクアラルンプール国際空港とKLセントラル駅間を繋ぐ空港線の電車になります。
Hop-on Hop-offは、クアラルンプールの主要な観光スポットを網羅した乗り降り自由の観光バスになります。
どちらも、クララルンプール観光に便利な乗り物です。
Touch ’n Go
マレーシア旅行のリピーターでTouch ’n Goを持っている場合、公共交通機関を利用する予定があれば、カードを持って行くことを忘れないようにしてください。
初めてのマレーシア旅行で、タッチアンドゴーカードを持っていない場合、到着空港がクアラルンプールの場合は、KKdayで予約手配しておくと空港で受け取りが可能です。
タッチアンドゴーとプリペイドSIMがセットになった商品で、旅行者に人に便利です。
タッチアンドーゴーには有効期限があるので、マレーシアを何度も訪れる予定がない場合は、KLIAエクスプレスの片道または往復切符と、LRT、MRT、モノレールが連続2日間乗り放題になったKLトラベルパスの利用も便利です。
身の回りの持ち物
長袖(羽織ることができるもの)
常夏の国のマレーシアですが、乗り物や建物のなかはエアコンで冷えていることが多いので、羽織ることができるものを一枚持っていくことをおすすめします。
ただ、すごく厚手のものは必要なく、日本の春先に着るような薄手のジャケットがあれば十分です。
冷え性の人は、1枚上着を持っていくと安心です。
長ズボン
熱帯雨林に行くなど、アドベンチャー系のアクティビティをする時は、デング熱予防の意味も含め、長ズボンを持っていく方がベターです。
サンダル
普段のフットウェアとしては、サンダルがおすすめです。
ローカルの人はビーチサンダルを履いていることが多く、マレーシア滞在中はビーチサンダルで過ごす方が快適です。
マレーシア現地で購入するなら、おすすめのお店はFipper。
安くて履き心地の良いビーチサンダルを買うことができます。
常備薬
マレーシア旅行中、旅行者の人が体調を崩しやすいシチュエーションとしては、
念のため、常備薬を持っていくことをおすすめします。
マレーシアは辛い食べ物が多いので、胃腸が弱い人はお腹を下すケースが少なくなく、整腸剤を持っていく方が安心です。
症状が酷い場合は自己判断して市販の薬を飲むよりも、現地で医師の診察を受ける方が確実なので、こういう時のためにも海外旅行障害保険に加入しておくと安心です。
日焼け止め
日差しが強い日中に屋外を歩きまわる観光スケジュールの場合、かなり日焼けします。
肌が弱い人や日焼けをしたくない人は、日焼け止めを塗って、肌をしっかりガードしてください。
虫除けスプレー
蚊が多い野外に行く機会がある時は、デング熱対策として、虫除けスプレーを持っていくことを推奨します。
虫除けスプレーはマレーシアのドラッグストアで安く購入できるので、現地で調達する形も○です。
折りたたみ傘
マレーシアでは、夕方になると急に天気が崩れて、激しく雨が降り出すことが非常によくあります。
スコールが多いので、外出先での急な雨に備えて、軽量な折りたたみ傘があると役立ちます。
ポケットティッシュ&ウェットティッシュ
ポケットティッシュは絶対に必要です。
旅行中は常にバッグのなかに入れておくことをおすすめします。
屋台街で食事をする時はフォークやスプーン、お箸をティッシュでふいてから食べる形が定番なので、ホーカーセンターやコピティアムに行く時はティッシュを持っていく方が良いです。
必ずしも汚い!というわけではないものの、現地の人が行なっている慣習です。
ウェットティッシュはあってもなくても大丈夫ですが、1つあると便利です。
マリンアクティビティする時の持ち物
水着
マレーシアのホテルには、プールがあるところが非常に多いので、ビーチに行く予定がない場合でも、水着を持っていくとリゾート感を堪能することができます。
ラッシュガードやスイムレギンス
ビーチで過ごす予定があり、日焼けしたくない場合は、SPF強めの日焼け止め+ラッシュガード+スイムレギンス(トレンカ)で肌を守るようにしてください。
上半身のラッシュガードだけで、スイムレギンスを履かずにシュノーケリングした時に、足裏一面が日焼けで水ぶくれになった経験があり、その時大変辛い思いをしたので、肌が弱い人は全身を日差しから守る対策をとることを推奨します。
また、マリン関係のアイテムはデカトロンで安く購入できるので、デカトロンで揃える形もおすすめです。(マレーシアには色々な場所にデカトロンのお店があります)
まとめ
熱帯雨林気候に属するマレーシアは、一年を通して暑い常夏の国であることから、寒い国に行く時のように防寒具などの洋服で荷物がかさばる…ということがなく、パッキングの面で非常に楽です。
また、首都のクアラルンプールであれば、ショッピングモールが充実していて、買い物に困ることはないので、必要最低限のものだけスーツケースに入れて、あとは現地で調達する形でも大丈夫です。
以上、マレーシア旅行の持ち物についての紹介でした!