ランカウイ島のタンジュンルーにあるタンジュンルーリゾート(Tanjung Rhu Resort)。
気取らず、カジュアルに過ごすことができる場所でありながら、サービスの質が高い、心地良いリゾートホテルです。
タンジュンルーリゾートランカウイ
ランカウイ島北東部にあるタンジュンルーリゾート(Tanjung Rhu Resort)。
白い砂浜とパノラミックな景観が人気のタンジュンルービーチが目の前にあるリゾートホテルです。
ホテルのゲートから続く長い道。
この先に…
タンジュンルーリゾートがあります。
開放感のあるこちらの場所にレセプションがあり、ここでチェックイン手続きを行います。
中央に大きな池がある中庭。
中庭の先はビーチに直結しています。
リゾート内は青々と茂る木々が多いものの、花も少しだけあります。
ゆったりとした時間が流れる場所であることから、身の回りにあるちょっとした自然の美しさに気づくことができる、そんなリゾートです。
客室
バルコニー付きの客室。
ウッドテイストがベースになった客室。
少し古さは感じるものの、清掃は行き届いています。
寝心地の良いベッド。
ドレッサーやクローゼットがあるスペース。
クローゼットの中にはセーフティーボックス、アイロン&アイロン台、バスローブ、スリッパなどがあります。
ドライヤーはドレッサーの引き出しの中に入っています。
古いモデルのドライヤーで「風力が弱そうだな…」と心配になったものの、使ってみると、十分な風力がありました。
バスルームとリビングルームの間には木製の窓があり、開閉可能です。
バスルームにある洗面台。
歯ブラシやシャンプー類など、基本的なアメニティは揃っています。
どれも香りが良く、使い心地が良いものばかりです。
シャワーブース。
お手洗いはすぐ隣のスペースにあります。
バスタブ。
リゾート内にあるMANDARA SPA(マンダラ スパ)で使われているバスソルトが近くに置いてあり、リラックスしたバスタイムを楽しむことができます。
バスキット(Bath Kit)はスパで購入が可能です。
ココナッツオイル&パームオイル&エッセンシャルオイルで作られた石鹸が特におすすめです。
客室にはhandy(ハンディー)があります。
ネット利用や電話をかけることができる他、手持ちの電子機器のWi-Fi接続が可能です。
ハウスキーピングが良い
タンジュンルーリゾートのハウスキーピングは対応が良く、客室の清掃がスピーディー、そして毎日、夕方頃になるとポストカードやクッキーを部屋に届けてくれたりと、ちょっとしたホスピタリティを感じることができるものでした。
ダンジュンルーのビーチ
タンジュンルーはマレー語のTanjung(タンジュン)とRhu(ルー)という2つの単語で構成されている地名になります。
Tanjungは岬、Rhuはcasuarina(トクサバモクマオウ)という意味があります。
casuarina(トクサバモクマオウ)は植物(木)の名前で、実際にタンジュンルーのビーチにはトクサバモクマオウがたくさん生えています。
タンジュンルーリゾートのビーチ。
青い空と砂浜、そして目の前に点在する島々。
思わずため息が漏れる、モルディヴのようなエメラルドグリーンの透き通る海…という透明感はないものの、水は割と綺麗です。
青空のもと、何もせずにビーチサイドでぼーっと過ごすだけでも最高に癒されます。
ビーチが混み合っていないところも、タンジュンルーリゾートの良いところです。
ビーチデッキチェアで本を読んだり、昼寝をしたり、思い思いに過ごしている人がいます。
タンジュンルービーチ自体はパブリックスペースになっている部分もあり、漁業をしている現地の人たちの姿が見えます。
大漁です。
色んな魚がいます。
引き潮で作られる砂の道
サンセット時のタンジュンルービーチは非常に美しく、一見の価値があります。
特に引き潮のタイミングがおすすめです。
引潮になると、満潮時に海水で覆われていた場所に砂の道が出現します。
かなり遠方まで歩いていくことができます。
十戒のように、海がひらけて道ができていく様子が神秘的です。
ホテルの施設
ここからはプール、レストランといった施設について紹介します。
アクティビティセンター
シュノーケリングなど、各種アクティビティについて相談に乗ってくれるセンター。
プール
大人専用プールの他、子供も利用できるファミリープールの2種類のプールがあります。
プールの側にはそれぞれプールバーがあり、ドリンクを飲みながらのんびり過ごすことができます。
こちらはサンセットプールバー。
ビーチサイドにあり、太陽が沈む様子を眺めることができるプールバーです。
チェックイン時にもらえるウェルカムドリンクのフリーチケットは、プールバーで利用が可能です。
リーディングルーム
リーディングルームには様々な本やDVDがあり、読書や映画鑑賞を楽しむことができます。
日本語の書籍もあります。
リーディングルームの下はお土産販売スペースの他、カフェがあり、ハイティーなど軽食をいただくことが可能です。
スパ&ジム
Quiet Zoneと呼ばれるエリアにはスパやジムがあります。
MANDARA SPA(マンダラスパ)。
スパでは英国のスパ&スキンケアブランド、Elemis(エレミス)のケアアイテムを使った施術を受けることができます。
ジム。
レストラン
リゾート内にはSANDSとCHEF’S TABLEという2つのレストランがあります。
ファインダイニングのCHEF’S TABLEは夜のみの営業で予約が必要となっています。
また、ビーチサンダルなどの軽装では入店できません。
SANDSは朝食ビュッフェのダイニングエリアにもなっているレストランです。
夜もディナービュッフェがあり、一人あたりRM60で食事できます。(2019年時点の情報に基づきます。)
ディナービュッフェには色々な料理があります。
おすすめはサテー。
ビーフとチキンのサテーがあり、どちらも美味しいです。
各種デザートもあります。
こちらはSANDSの朝食。
アルコール類もあります。
Nasi Lemak。
Nasi Lemakやカレー類は美味しいです。
ロティチャナイもあります。
タンジュンルーリゾートの宿泊料金
私自身が宿泊した時は1泊あたりRM700程度で、日本円にして2万円弱でした。
予約するタイミングやシーズン、ホテル予約サイトにより宿泊料金に大きな幅があるので、複数のホテル予約サイトで比較の上、手配することをおすすめします。
ランカウイ国際空港からホテルは車で30分程度です。
まとめ:ランカウイで泊まるコスパの良いリゾートホテルとしておすすめ
タンジュンルーリゾートは、レセプション、レストラン、バー、ハウスキーピング、どのスタッフもフレンドリーで接客レベルが高く、ホスピタリティというソフト面での良さがおすすめポイントになります。
華美なゴージャス感を求める人にはおすすめしませんが、スタッフのホスピタリティに癒され、自然&素朴な雰囲気を楽しみたい時にはおすすめです。
ランカウイで宿泊先を探している時の候補にしてみてください。
以上、タンジュンルーリゾートについての紹介でした!