「台湾で良質なお茶を良心的な価格で購入したい!」
こんな時におすすめすることができるお店は林華泰茶行。
台北の老舗茶卸問屋として長い歴史を持つ有名店で、質の良いお茶を割と手頃な価格で購入することができます。
130年以上の歴史を持つお茶問屋の林華泰茶行
創業1883年。
最も古い歴史を持つ台北のお茶問屋(卸売店)の一つとして非常に有名な林華泰茶行。
130年以上の歴史を持つことから、中国語で百年老店や百年老茶行と形容されることもあります。
卸売のほか、一般向けの小売りもしていて、観光客が多く訪れる場所になっています。
林華泰茶行のすぐ近くに林茂森茶行というお店がありますが、こちらは林華泰茶行の三代目であった林大村さんの四人の息子さんのうち、二番目のお子さんにあたる林茂森さんが開業したお店になります。ただ、親族間のもつれなどから、林華泰茶行と林茂森茶行は全く別のお店という形になっています。
林華泰茶行の店内
お店には茶葉が入った大きな筒が並べられています。
高山烏龍茶、凍頂烏龍茶、東方美人茶、文山包種茶、鉄観音、ジャスミンのほか、龍井や碧螺春などの緑茶、紅茶や菊花など、様々な茶葉が揃っています。
林華泰茶行には日本語ができる店員さんがいるので、わからないことがあれば声をかけて質問してみてください。
とても気さくで親切な店員さんが多いです。
お店の奥には工場があります。
お茶の購入方法
茶葉が入っている缶にそれぞれお茶の名前と数字が記載されているので、それを見てお買い物をします。
林華泰茶行でお買い物する時のポイントとしては、
- 缶に記載されている数字は一斤(600g)あたりの茶葉の価格
- 茶葉は最小単位150gから購入が可能
- 支払いは現金(クレジットカードは不可)
この3点を覚えておけば、あまり困ることはないと思います。
このあたりは店員さんがきちんと説明してくれます。
茶葉の香りをチェックできる
それぞれの茶葉の香りや状態をチェックすることも可能です。
店員さんに声をかけると、缶のふたを開けてくれます。
店内にはこのような価格表もあります。(上記画像の価格表は2019年当時のものになります)
ただ、缶に記載されている茶葉の名前と価格を確認する方がわかりやすいです。
普段使いにおすすめの台湾茶
お茶が好きなので、高山烏龍、文山包種茶、凍頂烏龍茶、東方美人茶あたりの定番のお茶は、常に自宅にストックしているのですが、普段使いのお茶としてよく飲んでいるものが凍頂烏龍(ドンディンウーロン)。
こちらが林華泰茶行で購入した凍頂烏龍茶。
値段は600gあたりNT$600(2019年当時)という安いグレードのお茶ですが、香り&質&価格の面において大満足の茶葉です。
高山烏龍茶など、もっと高いグレードの茶葉もたくさんあるため、特別なシチュエーションで飲むお茶、普段使いに飲むお茶という形で、予算と目的に応じて選んでみてください。
林華泰の店員さんは観光客だからといって、決して高いものを買わせようとするようなことはないため、予算を伝えて相談する形がおすすめです。
茶葉の形状により真空パック対応も可能
茶葉の形状によりますが、真空パック対応もしてくれます。
文山包種茶は真空梱包をすると茶葉が粉砕してしまうため、通常の梱包になります。
パッケージがシンプルなので、自宅用または体裁を気にしないお茶好きの方向けのお土産としての用途がおすすめです。
林華泰茶行のロケーション&行き方
住所:台北市大同區重慶北路二段193號
お店に直接アクセスする場合はMRT大橋頭駅2番出口の利用が便利です。
駅から徒歩で約4分です。
MRTの出口付近にある大きな交差点を渡り、大通り(重慶北路二段)に沿って歩いて行くとお店に到着します。
目印は上記の看板です。
迪化街のメインストリートや寧夏夜市も徒歩圏内にあるので、まとめて観光したい時に便利です。
まとめ:お茶好きな人におすすめ
林華泰茶行は良心的な価格で良質なお茶を販売しているお店です。
観光客が多いエリアにあるお茶屋さんで購入するお茶と比較すると、かなり安い価格である上、品質は優れています。
台湾茶に興味がある場合は、ぜひお店に足を運んでみてください。
以上、台北でお茶を購入したい時におすすめのお店、林華泰茶行についての紹介でした!