ペナン島のBalik Pulauにある石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)。
有機栽培にこだわったオーガニックドリアンを栽培している農園になります。
ペナンにある石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)
石屋榴槤園のマレー語の店名はDurian Rumah Batu(ドゥリアン ルマバトゥ)、英語ではStone House Plantation(ストーンハウス プランテーション)になります。
2世代に渡って経営をしている農園になります。
有機栽培にこだわったドリアン農園
石屋榴槤園では、有機栽培にこだわったドリアンを育てています。
害虫被害により木々のコンディションが悪化した時に限り農薬を使うことがありますが、できるだけ農薬を使わないというポリシーのもと、ドリアンの栽培をしています。
農薬を使うとしても有機のもので、必要最低限の量に留めているそうです。
古いドリアンの木々が多い石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)。
ドリアンは古い木ほど、深い味わいを持つ実ができると言われています。
上記画像はドリアンシーズンの終わりに撮影したものなので、大きなドリアンはほとんどない状態ですが、小さなドリアンが網の上に落下しています。
石屋榴槤園で採れたフレッシュなドリアン。
農園では30種類をこえるドリアンを育てています。
マレーシアで王道人気のドリアンから、ペナン特有のドリアンまで色々なドリアンがあります。
石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)にあるイートインスペース。
農園で採れたドリアンは、その場で食べることができます。
上記画像のドリアンは、紅蝦(レッドプローン)。
福建語でAng Heh(アンへー)、マレー語でUdang Merah(ウダンメラ)と呼ばれる、ペナンを起源とするドリアンになります。
ドリアンの価格に関しては、有機栽培(オーガニック)ということが石屋榴槤園のセールスポイントであるため、マーケットプライスと比較してすごく安いというわけではなく、やや高めに設定されています。
Stone House Plantationにあるそのほかの果物
Durian Rumah Batuでは、その農園でマンゴスチンやランブータンなど、ドリアン以外の果物も育てています。
パパイヤ。
ジャックフルーツ。
ポメロ。
ナツメグ。
ペナンのBalik Pulauはナツメグの産地として有名です。
Durian Rumah Batuでは、ナツメグジュースの販売をしています。
濃縮されたもので、水を加えて飲むタイプのドリンクになります。
また、ドリアンを使ったお菓子(Durian Cake)も販売しています。
中国語で榴槤糕、マレー語でLempukと呼ばれているものになります。
石屋榴槤園の榴槤糕(Lempuk)は、小麦粉を加えず、ドリアンと少量の砂糖のみで作られています。
濃厚なドリアンの風味を持つ美味しい榴槤糕(Lempuk)です。
ロケーション
住所:127, Mukim 2,Sungai Pinang, 11010 Balik Pulau, Penang
ジョージタウン中心部から車で50分〜1時間程度の距離にあります。
付近にはBao Sheng Durian Farm (宝盛园/宝盛园民宿)をはじめ、様々なドリアン農園があります。
宝盛园は民宿業もやっていて、宿泊が可能です。
石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)に入口を示す看板。
この看板があるところから、約1kmのところに石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)があるのですが、ここから細道が続きます。
こんな風にかなり車幅が狭い道になっています。
Durian Rumah Batuを訪問する時の注意事項
ドリアンには旬があり、シーズン中に訪れないとドリアンがないため、訪問時期に注意が必要です。
石屋榴槤園のFacebookでは、シーズンがはじまったタイミングや終了した時に情報が逐一アップデートされているので、Facecookをチェックすることをおすすめします。
また、シーズン中であっても、訪問する前に、お店にコンタクトを取って予約することを強く推奨します。(購入可能なドリアンの品種を確認することができ、事前にドリアンを確保できます)
まとめ
ペナンのBalik Pulauは多くのドリアン農園がある場所として有名で、様々なドリアンプランテーションがあります。
石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)は、有機栽培にこだわりを持っているところがほかのドリアン農園とは異なるユニークなポイントになります。
以上、石屋榴槤園(Durian Rumah Batu)についての紹介でした!