クアラルンプールのチャイナタウンにあるchocha foodstore。
店内に足を一歩踏み入れると、そこには古い建物が醸し出すノスタルジックな雰囲気が漂い、チャイナタウンの喧騒を忘れ、のんびりとお茶やユニークなフュージョン料理を堪能することができる隠れ家的なスポットです。
リノベレストランのchocha foodstore
馬聯旅社(MAH LIAN HOTEL)という古いホテルを改築して作られたレストランのchocha foodstore。
お店の前にchocha foodstoreという看板や表示はなく、目印は「馬聯旅社」というこちらの文字。
この場所を知らないと思わず通り過ぎてしまうくらい目立たない外観ですが、ローカルの人に人気のお店で、店内は混み合っています。
店名の由来
店名になっているchochaは客家(ハッカ)の言葉で、sit & drink(座ってお茶を飲む)という意味があります。
実際にお茶を注文してカップルや家族、友人と一緒に会話を楽しんでいるお客さんがとても多く、人々の憩いの場になっています。
ノスタルジックな雰囲気が溢れるchocha foodstoreの店内
こちらが店内。
2階のスペースにはBotakliquor Barというバーがあります。
chocha foodstoreは縦に長い造りになっています。
時代を感じる壁や床のタイルなど、古き良き部分を上手に活用し、ノスタルジックさを残しつつおしゃれな雰囲気を作り上げています。
お店の手前部分にあるテーブル席。
裸電球が照明として使われています。
色々なテーブルと座席があります。
こちらは吹き抜けになっている中庭のようなスペースです。
太陽の自然光が差し込み、とても素敵な雰囲気です。
お店の一番奥の方向から見た店内です。
何とも言えない味があります。
店内にある自転車や食器。
メニュー
フードメニュー。
フュージョン料理が中心となっていることからユニークな料理が豊富です。
ドリンクメニュー。
chocha foodstoreはお茶を楽しむ場所であることから、お茶メニューが充実しています。
お茶には、白牡丹、凍頂金萱、福建水仙、黒観音などの他、静岡煎茶もあります。
Cold Brew(水出し)のお茶は汗をかいて冷たいものが飲みたい時やリフレッシュしたい時におすすめです。
chocha foodstoreで楽しむお茶とフュージョン料理
こちらは凍頂金萱。
口当たりが良く美味しいです。
お茶がなくなると、お店の方がお湯を追加してくれます。
のんびりとお茶を堪能したい時に嬉しいサービスです。
塩漬けされた魚、卵、青ネギと生姜のソース、ハーブ、チーズが入った丼物のCured Fish Rice。
日本の丼物に東南アジアのエッセンスを加えたような味つけで、素材の組み合わせが面白いフュージョン料理になっています。
Coco Cottaというデザート。
パンナコッタのココナッツ版のようなものです。
ロケーションと行き方
住所;156, Jalan Petaling, City Centre, 50000 Kuala Lumpur
最寄駅はLRT/MRTのPasar Seni駅で、駅から徒歩で6分程度です。
A出口からそのまま真っ直ぐ歩くと、チャイナタウンのゲートが左手側に見えてきます。
ゲートが見えたら右手側に曲がって、そのままJalan Petalingに沿って歩いていくと、chocha foodstoreに到着します。
チャイナタウンのゲートを潜らず、反対方向に歩いていく…ということを覚えておけば大丈夫です。
まとめ:chochaはチャイナタウンでのんびりお茶を楽しみたい時におすすめ
チャイナタウンの中でも露店が多いエリアは非常にごちゃごちゃしていますが、少し離れると同じPetaling Streetでもかなり雰囲気が異なります。
クアラルンプールのチャイナタウンでお茶を飲むことができるスポットは他にもありますが、喧騒を忘れ、リノベされたノスタルジックな建物の中でのんびりとお茶を楽しみたい時はchocha foodstoreがおすすめです。
以上、chocha foodstoreについての紹介でした!