以前、台湾では花雕雞麵というインスタント麺が大ヒットして人気になったことがありますが、その元となる料理が花雕雞。
花雕雞は花雕という紹興酒の一種が使われた鶏肉料理です。
この記事では台北で美味しい花雕雞が食べたい時におすすめのお店について紹介します。
台北にある花雕雞が美味しい一品花雕雞
台北にある一品花雕雞。
花雕雞（ホアディアオジー）の人気店になります。
一品花雕雞のメニュー
一品花雕雞では、同じ花雕雞の料理でもいくつか種類があり、平飼い地鶏、放し飼い地鶏など、使われている鶏肉の違いにより値段が変わってきます。
また、オリジナルフレーバーとスパイシーなフレーバーから好きなものを選ぶことができます。
画像では見にくいですが、日本語でのメニュー表記もあります。
鶏肉以外にも、豚骨鍋やお魚料理もあります。
シーフード鍋。
サイドディッシュも充実しています。
一品花雕雞の花雕雞
オリジナル味の花雕雞。
ひたひたのスープがある鍋料理ではなく、スープが少なめのセミドライの鍋料理です。
少し見にくいですが、鍋には鶏肉、ピーマン、セロリのほか、年糕（おもち）が入っています。
上の画像は火をつける前の状態で、ここからグツグツ煮込んでいきます。
オリジナル味の花雕雞は甘めのテイストですが、鼻に抜ける花雕の香りが良く美味しいです。
スパイシー味の花雕雞。
オリジナルの方は少し甘いので、スパイシーフレーバーの方が味が引き締まって美味しいと感じました。
鶏肉を食べ終わったら、シメに野菜や麺を入れて食べます。
一品花雕雞で食べるその他の料理
シジミとはまぐりの鍋
シジミとハマグリを使った沙蜆鍋。
既に完成した状態ではなく、一歩手前の状態で料理を持ってきてくれて、各テーブルで火をつけて料理します。
貝が口を開いたら食べ頃です。
シジミとハマグリの鍋は良い出汁が出てとても美味しいので、ぜひ注文してみてください。
火爆蒼蠅頭
こちらは火爆蒼蠅頭という料理。
料理名に蝿頭という文字が入っていますが、これは豆鼓という黒い豆が蝿の頭に見えることから「蝿頭」と名付けられています。
メニューに記載されていた日本語料理名は「四川風肉そぼろ」です。
メインに使われている緑の野菜は、韭菜（ニラ）。
四川風とありますがそこまで辛くなく、白いご飯に良く合ってとっても美味しいです。
一品花雕雞に来たら、ぜひ注文してみてください。
おすすめです！
龍鬚菜
台湾のスーパーでよく見る野菜、龍鬚菜を使った料理です。
水蓮の炒め物やサラダも注文してみましたが、どれも美味しかったです。
一品花雕雞市民旗艦店のロケーション
住所：台北市松山區市民大道四段207號
最寄駅は、MRT忠孝敦化駅。
徒歩7分程度です。
また、一品花雕雞は、台中や金門にもお店があります。
まとめ
麻辣鍋、羊肉爐、薑母鴨など冬の定番料理と言われるものの中で、花雕雞は一番美味しいと感じている料理です。
もちろん、「辛い、辛い」と言いながら食べる麻辣鍋も美味しいものの、花雕雞の方がなかなか食べることができない料理である分、特別感があります。
また、一品花雕雞は花雕雞だけではなく、サイドディッシュがとても美味しいです。
レストランで食べる花雕雞とインスタント麺の花雕雞麵は、少し味が違うかなと思うところもありますが、インスタント麺も結構美味しいので、ぜひ台湾のお土産に購入してみてください。
