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【台湾旅行を楽しむための注意事項】気をつけるべきポイントを解説

台湾旅行注意事項

治安が良く比較的安全であると言われる台湾。

親日家も多く、私たち日本人にとって旅行しやすい海外渡航先です。

しかしながら、そこは海外。

観光客をカモにしようとする人はどんな国にも存在します。

この記事では、現地で実際に起こったトラブルをモデルケースとして紹介しつつ、楽しく台湾旅行をするために気をつけた方がよいと思うポイントについて台湾在住者の立場から解説します。

台湾旅行前の参考にしてみてください。

台湾で発生したトラブル①:スリ

海外ではよくあるスリ被害ですが、台湾でもあります。

スリのトラブル
観光スポットと言われる場所で、日本人の財布やパスポートが盗まれた。

2018年11月に日本台湾交流協会から在住者向けに発信された「台湾安全情報」に基づく情報になります。

台北MRTの台北101世貿駅内や劍潭駅から士林夜市にかけて、日本人が財布やパスポートを盗まれるという被害(リュックサックを背負っている時に背後から貴重品が盗まれた)があったそうです。

国立故宮博物院、忠烈祠、中正紀念堂、龍山寺、永康街、台北101、士林夜市、饒河夜市、九份、鼎泰豊の店舗周辺など、観光客が集まる場所においては所持品に気をつけるようにという注意喚起がありました。

普通に生活している分には上記のスポットに足を運んでも、スリにあったという経験はないのですが、観光客に目をつけている人もいるということを忘れないようにしてください。

台湾で発生したトラブル②:滷味(ルーウェイ)

2017年12月に台湾でニュースになったケースです。

西門町の滷味のトラブル
台北の西門町でタイの観光客が「滷味(ルーウェイ)」を購入した際に、お店側から2碗でNT$490も請求された。

後日、被害にあったタイの観光客がSNSに「滷味を買ったらこんなに高い金額を請求された!」と画像付きでSNSに投稿したことが事の発端です。

為替レートにもよりますが、日本円で言うと1,500円〜1,800円の請求です。

滷味は日本人の観光客の方はあまり口にしないかもしれませんが、夜市や道端でよく見かける台湾を代表するローカルグルメです。

ルーウェイ

(写真はイメージです。ニュースになったお店とは無関係です。)

上の画像にあるものが滷味です。

滷味の滷は煮込むという意味があり、トングを使って自分の好きな具材や麺をトレイに入れた後、お店の人がスープの中でグツグツ煮込むというスタイルのローカルグルメです。(お店によって煮込まないケースもあります。)

滷味はどんな具材をどれだけ選ぶのかにより、値段が変わります。

西門町のエリアは観光客が多いエリアでもあり「全般的に料金が高いから…」という意見もありますが、ネットに出回っている画像を見る限り、NT$490という価格は一般的な相場から考えて「高い!」と感じることは事実です。

一般的な相場だと、半額くらいが適正…と感じます。

他の地域でも同じようなトラブル

滷味に関するトラブルは西門町だけではなく、台湾南部の観光スポット、墾丁でも発生しています。

墾丁は「観光客プライス」で色んなものが高いということで有名ですが、その分トラブルも耳にします。

墾丁で発生した滷味のトラブル
滷味2碗でNT$1,845の請求があった。

10年以上前にも同じお店でトラブルがあり、その時は4人でNT$6,000の請求があったそうです。

滷味に関しては、それぞれの具材に値段がついていないケースもあるので、慣れていないと少しハードルが高いと感じてしまいますが、具材に値段が付いているお店を選んだり、できるだけ現地のお客さんで賑わっているお店を選ぶ方が安全かもしれません。

ただ、トラブルが起こるのはごく僅かで、殆どのお店では問題ありません。

台湾で発生したトラブル③:夜市(ナイトマーケット)

たくさんのお店が立ち並ぶ楽しい夜市ですが、ぼったくりの被害を聞くケースが多い場所です。

夜市の食べ物は完全に観光客価格となっているものもあり、現地で生活していると「高いな」と感じてしまうものが多いのですが、観光客に対して法外な価格をふっかけてくる人がいないとは言えません。

士林夜市のカットフルーツのトラブル
韓国人の学生が果物7袋をNT$1,500(日本円で5,000円以上)で購入させられた。

これは2018年4月に発生したケースですが、士林夜市のカットフルーツぼったくりはよく聞くケースでもあります。

しっかりと値段を確認する

夜市で値段の表示がないものは、特に注意が必要です。購入する前に必ず料金の確認をしてください。

値段の確認をする時は「多少錢(ドゥオシャオチェン)?」と聞くか、英語で「How much?」でも良いので、とにかく金銭のやりとりをする前に、自分が購入したいものの最終的な価格がいくらであるのかを確認することが大切です。

一番安心なのは台湾人の友達を連れていったり、相場を知ることですが、夜市で日本円に換算しても高いなと思うものは、よっぽど欲しいもの以外買わない方がベターです。

むやみに試食に手を出さない

夜市で試食用の食べ物を勧められることもありますが、私はむやみに手に取らないようにしています。

試食をしてもトラブルがないことが殆どなので、あまり構える必要はありませんが、私は衛生面が気になることがあるので、試食にはあまり手を出しません。

夜市で販売されているカットフルーツは、手軽に色々なフルーツを食べることができるので観光客の方に人気がありますが、スーパーで安く購入するという方法もおすすめです。(カットすることが面倒な果物もあるので、そこだけがネックですが…)

❤︎台湾スーパーの詳細はこちら↓↓↓

台湾のスーパー比較

台湾の市場で気をつけるべきこと

マンゴー

ここからはシチュエーション別に気をつけるべき事項について紹介します。

まずは市場。

市場は現地の雰囲気を楽しむことができるローカル感溢れる楽しいスポットです。

新鮮なものが多く、現地で食べる果物を購入したり、B級グルメの食べ歩きをすることもできます。

一般的に、台湾の市場では斤(ジン)という単位を使って買い物をします。

一斤あたり600グラムです。

一個あたり、一皿あたりいくらというものもありますが、斤がよく使われています。

スーパーでも重量で値段が決まるものは、斤を使うことがほとんどです。

市場で買い物する時も必ず価格の確認をする

夜市と同じように、重量によって値段が決まるもので値札がない場合は「一斤,多少錢(イージン、ドゥオシャオチェン)?」と聞いて、一斤あたりの値段を確認した上で、計量台(スケール)に乗せた時に表示される価格を確認した方が安全です。

計量する時に騙されるケースがないとは言えないためです。

私は市場で買い物する時は、スケールに表示される価格をしっかり見るようにしています。(ただ、お店によってはスケールの位置により数字が見えないところもあります。)

重量単位を「偽る」ケースも

市場ではあまり聞かないのですが、カットフルーツを販売している夜市のお店によっては、一斤あたりの値段ではなく、わざと公克(グラム)単位の値段を言って、観光客を騙すような手口もあると聞いたことがあります。

最終的な価格がいくら?ということについて、お金のやりとりをする前にしっかり確認することが大切です。

市場に関してはおまけしてくれるところもあったり、良い思いをすることの方が多く、特に騙された経験はないものの、価格はしっかりと確認した方が良いと感じています。

❤︎ローカル感満載!台北のおすすめ伝統市場はこちら↓↓↓

台湾にある伝統市場の虎林街黃昏市場

台湾の飲食店で気をつけるべきこと

お店によって「先払い」「後払い」のケースがあります。

また、支払いの管理がバラバラなところも稀にあります。

私が実際に経験したケースでは、先払いか後払いかきちんと決めていないお店で、先払いしたにも関わらず、食事を終えてお店を出た後に、お店の方が追いかけてきて「ごめんなさい、代金支払い済みですか?」と聞かれたことがあります。

先払いとなっているお店は、レジのあたりに「請先付款」や「請先結帳」という先払いを示す表示があることが多いので、これらの表示を目印にしてください。

台湾のタクシー利用時に気をつけるべきこと

私自身は特に騙されたことがなく、他の海外のタクシーと比較すると良心的なドライバーが多いと感じています。

ただし、長い距離でタクシーを利用する場合は、メーターを使うのか、メーターなしで事前に決めた価格で行くのか、事前に料金について確認した方が無難です。

長い距離の場合は、メーターを使わずに、事前に取り決めた値段で走るというケースが多いです。

また、夜は女性一人でタクシーに乗ることは避けた方が無難です。

台北市内について言えば、よっぽど遅くならない限り、MRTやバスなどが遅い時間でも利用できるので、できるだけ公共交通機関を使った方が安全です。

疑心暗鬼になりすぎないことも大切

タクシーに乗っていると「もしかして遠回りしてる?」と感じることがあるかもしれませんが、実は一方通行のため遠回りしているように思えるというケースもあります。

Uber(ウーバー)という選択肢も

台湾では一時期Uber(ウーバー)のサービスが違法ということで業務停止になっていましたが、現在はウーバータクシーとして復活しています。

Uber(ウーバー)の方が一般的なタクシーよりも料金が安いケースが多いので、現地の人もよく使っています。

アプリをダウンロードして必要事項を登録する必要がありますが、手配がとても簡単である上、車両がGPSで管理されていること、ドライバーの情報(乗客によるドライバーの評価など)もわかるので、個人的には安全で便利だと感じています。

台湾のウーバー

これはUber(ウーバー)のアプリを使用中のスクリーンショットです。

アプリを立ち上げると、現在地が地図上に表示され、近くを走っている車両を確認することができます。「Where to?」というスペースに目的地を入力して車両の手配をします。

ただ、エリアによってはUber(ウーバー)の車両が近くになく、ピックアップに時間がかかるというケースもありますが、台北市内の繁華街などであれば問題なく利用できます。

台湾では交通にも注意が必要

台湾では道を歩く時にも注意が必要です。

横断歩道では青信号であっても、歩行者優先というよりも車優先の傾向が強く、危ない思いをすることがよくあります。

安全なはずである歩道を歩いている時でさえも、原付バイクが駐車スペースを求めてバイクに乗りながら歩道を走っていることがよくあります。

特に小さいお子さんを連れて観光する時は注意してください。

❤︎台湾での交通事情について↓↓↓

バスに乗る時、降りる時にも注意が必要です。

抜け道を求めて原付バイクが走ってきます。バスが停留所に止まろうとした時にバスの車両と停留所の間を走ってくる原付バイクがたまにいます。

バスを降りようとしたら、バイクが目の前をさーっと走り抜けてひやっとした経験が何度もあります。

台湾旅行中に身を守るための対策

台湾では何かトラブルが起こると、当事者たちがすぐにスマホでその状況を撮影、その映像がテレビのニュースに流れることがよくあります。

日本では撮影したものをSNSにアップすることに対して賛否両論ありますが、SNSに投稿するかは別として、何らかのトラブルに遭遇してしまった時に、映像が自分自身の身の潔白を証明するものになることは否定できません。

公共の場にたくさん防犯カメラが設置されているものの、防犯カメラがどこにでもあるわけではないので、事実関係を記録するという手段において、スマホを使って証拠を残すことは身を守るための有効な対策になると感じています。

台湾滞在中に「何かおかしい」「これって不合理」と感じることがあれば、証拠として映像に記録するという方法も一つの対策です。

まとめ

色々注意事項を書きましたが、台湾は普通にしていれば楽しい時間を過ごすことができる場所です。

ただ、観光客を騙そうとする悪い人はどこにでもいるということ、海外であるということを常に忘れないようにすることが大切です。

スキを見せないことで、観光客を狙った被害を未然に防ぐことができるケースがあります。

以上、台湾旅行で気をつけるべきことについての紹介でした!

是非、台湾観光を楽しんでください。

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