台湾レシートくじの統一發票とは?|当選金額&確認方法

台湾のレシートくじ(領収書)の發票(ファーピャオ)とは?

レシートに”宝くじ”がついた台湾の統一發票

旅行者にも当選チャンスがある上、日本円にして数千万円に値する当選金を得ることも可能です。

まさに、

「台湾發票ドリーム」

…と言っても過言ではない、夢のある制度です。

この記事では發票の概要、当選金額&当選番号の確認方法のほか、実際に1,000枚以上の發票を得てどれだけ当選したのか?という実体験に基づく当選率について紹介します。

台湾の統一發票とは?

台湾の統一發票とは?

単純に發票と呼ばれることが多いものの、正式名称は統一發票

台湾の営利機関が商品を販売したりサービスを提供した時に、消費者に対して発行するもので、

インボイス制度をベースに、売り手と買い手の双方で保管される公的領収書

…が發票になります。

レシート上には8桁の番号が記載されていて、これが宝くじのような機能を持ちます。

脱税防止のために導入された制度

台湾財政部が管轄する統一發票。

1951年から運用が開始された統一發票は、営業税を納めない人が多かった時代に脱税を防止し、人々に納税を促すために導入された制度になります。

發票を発行しないお店もある

台湾には売上金額により發票の発行が不要というルールもあるので、小吃店などの小規模店では發票を発行していないことが多いです。

一方、意図的に發票を発行していないお店もたまにあります。

例えば、昔あったケースが台北にある滷肉飯の有名店。

お店は連日行列ができるほど繁盛しているのに、なぜか發票を発行していなかったのですが、摘発により税務調査が入った結果、脱税が認められ、営業停止になった事例があります。

發票の発音と読み方

發票の読み方はFāpiào(ファーピャオ)

統一發票の読み方はTǒngyī fà piào(トンイーファーピャオ)になります。

發票(ファーピャオ)の種類

發票には手書式の三聯式および二聯式に加え、レジなどで印刷されるタイプがあります。

時代の流れと共に手書きからの移行が進み、1980年代には「收銀機統一發票」と「電子計算機統一發票」という機械で印字される發票が導入、現在は電子發票の発行が増加しています。

電子計算機統一發票(電算機發票)は2021年に廃止されたので、

  1. 三聯式統一發票(BtoB用)
  2. 二聯式統一發票(BtoC用)
  3. 特種統一發票
  4. 收銀機統一發票
  5. 電子發票

…が現在ある發票の種類になります。(2024年6月時点)

收銀機統一發票と電子發票證明聯

一般的に、台湾で普通に買い物をしてお店で受け取る發票は、

  • 收銀機統一發票(伝統發票)
  • 電子發票證明聯(電子發票)

…のいずれかになります。

台湾の電子發票と伝統發票

コンビニ、スーパー、ファストフード店、百貨店などで発行する發票は、電子發票(電子發票證明聯)がほとんどです。

電子發票證明聯の2つのQRコードの詳細

電子發票證明聯には、2つのQRコードがあります。

向かって左側のQRコードは發票番号などの情報右側のQRコードは購入品目・個数・価格などの情報が収められています。

電子發票の種類

もう少し詳しく説明すると、電子發票には、

  1. 雲端發票
  2. 電子發票證明聯

…の2種類あります。

電子發票の種類

雲端はクラウドを意味し、雲端發票はクラウド上に保存する印刷しない電子レシート、電子發票證明聯は印刷した電子レシートになります。

雲端發票を保存するツールは載具と呼ばれ、台湾で利用する人が多くなっているものの、旅行者は電子發票證明聯をもらう形になります。

載具の詳細はこちら

台湾の載具(ザイジュー)とは?

台湾の統一編號とは?

台湾で買い物する時に、

  • 需要打統編嗎?
  • 需要統一編號嗎?

…と統一編號(Tǒngyī biānhào/トンイービエンハオ)について聞かれることがあります。

統一編號は、略して統編(トンビエン)とも呼ばれます。

登記した企業&個人のID番号

登記した企業や個人に割り振られるID番号統一編號です。

台湾で経費の申請をしたり請求書を提出する時など、会計処理に使われる番号になります。

台湾の統一編號とは?

普通の發票は「買方」に番号が入力されていますが、統一編號をお店の人に伝えると、「買受人統編」にID番号が入力された發票を発行してくれます。

台湾で暮らしていても経費として落とす必要がない時や一般的な旅行者には不要なものになるので、統一編號について聞かれた時は「不用(ブーヨン)」と答えます。

台湾旅行に便利&役立つ中国語フレーズ&単語集

レシート宝くじの当選確認方法

  • 財政部公式サイトで確認
  • アプリで確認

…という方法があります。

財政部公式サイトで確認

財政部公式サイトの財政部税務入口網から当選番号が確認できます。

また、ネットのブラウザ検索で統一發票と入力すると、財政部税務入口網の公式サイトがヒットします。

統一發票の当選結果が確認できる財政部税務入口網の公式サイト

結果確認したい發票の時期を確認の上、当選番号を確認します。

發票が多い時はアプリ活用が便利

財政部税務入口網の公式サイトで当選番号を確認する時は、1枚ずつの目視になるので、レシートの数が多い時は確認作業が大変です。

たくさんの發票

こんな風にたくさんの發票がある時は、専用アプリ(載具アプリ)を使う方法が便利です。

台湾在住の場合はお店で買い物をする時にバーコードを読み取ってもらい發票を電子データで管理する方法が簡単ですが、旅行者の場合はアプリでレシートを読み取って当選&落選の判別する使い方ができます。

アプリで台湾のレシートくじの当選を確認しているところ

この場合、發票存摺というアプリが使いやすいです。

アプリの使い方はこちら

旅行者におすすめの台湾の載具アプリと使い方

台湾レシートくじの当選金額はいくら?

等級当選金額
特別獎1,000万元
特獎200万元
頭獎20万元
二獎4万元
三獎1万元
四獎4,000元
五獎1,000元
六獎200元

特別獎(特別賞)や特獎(特賞)のほか、頭獎(1等)〜六獎(6等)があります。

また、載具で管理する雲端發票にはさらに多くの当選数と賞金があります。

当選金額は日本円でいくら?

2024年6月26日の台湾ドルと日本円の為替レート(1TWD=4.9132円)で計算してみた時の日本円金額がこちら。

等級当選金額
特別獎49,132,000円
特獎9,826,400円
頭獎982,640円
二獎196,584円
三獎49,146円
四獎19,658円
五獎4,914円
六獎982円

特別賞は日本円にして5千万円程度の金額に及び、かなり高額です。

昔と比較して、円安が進んでいることもあり、日本円に換算した時の金額がグッと大きくなっています。

1TWDが3円程度だった頃と比較すると、金額がマシマシになった印象です。

当選表と当選番号の見方

等級当選番号の見方
特別獎8桁全て一致
特獎8桁全て一致
頭獎8桁全て一致
二獎頭獎の下7桁が一致
三獎頭獎の下6桁が一致
四獎頭獎の下5桁が一致
五獎頭獎の下4桁が一致
六獎頭獎の下3桁が一致

特別、特獎、頭獎は8桁全てが一致

それ以外は、頭獎の当選番号をベースに、下の桁数がどれだけ一致するのかにより当選金が異なります。

具体的な見方はこちら。

台湾のくじレシートの当選番号の見方

二獎、三獎、四獎、五獎、六獎の当選番号は、頭獎の当選番号をベースにして調べます。

例えば六獎は頭獎の下3桁の747、152、523が当たり番号になります。

数十円の買い物が数千万円の当選金額に繋がることも

「どんな人が特別賞をもらったんだろう?」

…という好奇心が湧くことがあるかもしれません。

当然ながら、個人的な情報は分かりませんが、

特別賞や特賞に当選した人がどこでいくらの買い物をしたのか

…ということは公表されています。

財政部税務入口網の「特別獎、特獎中獎清冊」

その詳細は財政部税務入口網の「特別獎、特獎中獎清冊」で確認可能です。

台湾レシートくじの特別賞に当選した詳細項目

例えば、たった26元の飲み物だったり、50元のセブンでの買い物で、特別賞が当たっていて、日本円にすると数十円や数百円の買い物が5,000万円の当選に繋がっていることがわかります。

發票の結果発表で昔から面白いなと感じている部分です。

当選が多い場所の傾向として、昔からコンビニやスーパーが多いのですが、単純にコンビニやスーパーの数が多く、發票の発行ボリューム的に確率が高くなるためと考えられます。

宝くじの開票日はいつ?いつまで換金&引換できる?

奇数月の25日に、その前2ヶ月分の結果が発表されます。

具体的には以下の通り。

期別開票日換金機関
1月〜2月3/254/6〜7/5
3月〜4月5/256/6〜9/5
5月〜6月7/258/6〜11/5
7月〜8月9/2510/6〜1/5
9月〜10月11/2512/6〜3/5
11月〜12月1/252/6〜5/5

当選した發票を換金(引換)できる期間は、開票月の翌月6日から3ヶ月間に設定されています。

引換最終日が土曜日、日曜日、祝日、お店の定休日などになっている場合は、翌営業日に繰延されます。例えば、2/6-5/5が2/6-5/6になるケースがあります。その年によって異なるので、詳細は当選時に確認してください。

發票にかかる税金

所得税

5,000元以上の当選金には20%の所得税が課されます。

つまり、三獎(三等)以上の当選金には所得税がかかり、20%分が差し引かれます。

印紙税

一般的な發票の場合

一般的な發票の場合、1,000元以上の当選金には0.4%印紙税がかかります。

例えば、5獎の1,000元は4元の印紙税が徴収されます。

一方、6獎の200元には印紙税がかからず、そのまま200元の受け取りが可能です。

雲端發票の場合

載具で雲端發票を管理し、自動振込設定している場合、印紙税はかかりません

ただ、雲端發票を載具で管理していても、自動振込設定をしていない場合は印紙税がかかります

自動振込を設定していない場合、当選金800元の場合は3元当選金500元の場合は2元の印紙税が徴収されます。

自動振込設定をすることのメリット

例えば、特別賞の1,000万元が当選した場合、

雲端發票+自動振込設定あり

所得税20%(200万元)を差し引いた800万元が手に入る

雲端發票+自動振込設定なし

所得税20%(200万元)を差し引き、印紙税0.4%(4万元)を支払う必要があり、796万元が手に入る

…という大きな差が生まれます。

換金するために必要なもの

一般的な發票を換金(引換)する時に必要なものについて紹介します。

持ち物

  1. 当選した發票原本(裏側に必要事項記入)
  2. 身分証明証

台湾人でない場合は、パスポート、居留証(ARC)、入出境許可証などの身分証明証の原本持参が必要です。

なお、台湾に住んでいない外国人も換金&引換が可能です。

レシート裏面の記入方法

台湾レシートくじの裏側

一般的な發票を換金する場合、当選した發票の裏面に必要事項を記入する必要があります。

發票によって項目が多少異なることがありますが、基本的には当選金額、氏名、電話番号を記入します。

台湾の發票の裏面記載項目

上記画像の發票では、①の「金額」に当選金額、②の「中獎人簽名」に当選者の署名または押印、③の電話番号に連絡先を記入する形になります。

換金&引換場所

ここでは物理的な引換場所について紹介します。

当選金額によって換金ができない場所もあるので注意してください。

一言メモ

以前は台湾の郵便局でも換金できたのですが、2018年末からルールが変更され、現在は郵便局で換金できなくなっています

金融機関

台湾の指定された以下の銀行や金融機関で引換できます。

  • 彰化銀行
  • 第一銀行
  • 全國農業金庫
  • 農會/漁會信用部や信用合作社

六獎(200元)、五獎(1,000元)、四獎(4,000元)、三獎(1万元)、二獎(4万元)、頭獎(20万元)、特獎(200万元)、特別獎(1,000万元)が換金可能

雲端發票の百元獎(500元または800元)、千元獎(2,000元)、百万元獎(100万元)が換金可能

対象は全ての当選金です。

大きな金額が当選した時は、指定の銀行に行く…と覚えておけばOKです。

非金融機関

台湾の4大コンビニ(セブン、ファミマ、OKマート、Hi-Life)のほか、一部のスーパーで引換できます。

指定のコンビニやスーパーでは、換金できる金額が限られています

  • 全家便利商店(ファミリーマート)
  • 統一超商(セブンイレブン)
  • 萊爾富便利商店(Hi-Life)
  • OK超商(OKマート)
  • 全聯福利中心
  • 美廉社(シンプルマート)

六獎(200元)、五獎(1,000元)が換金可能 

雲端發票の百元獎(500元または800元)が換金可能

コンビニでは現金への交換以外に、当選金額相当の商品購入もできます。(ただしお釣りは出ないので、この点に注意してください)

また、当選額に数パーセント上乗せしてくれるなど、独自のキャンペーンを行っていることもあるので、コンビニで商品交換する場合は、主要コンビニでプロモーションを行っていないか確認しても良いと思います。

当選金額相当のポイントを悠遊カードなどに振り込むことも可能です。

コンビニで換金&引換する時の注意事項

安全上の理由から、コンビニでの換金は商品引換とは異なる時間が設定されています。

  • 換金の場合:9:00〜23:00
  • 商品引換の場合:00:00〜24:00

發票に当選する確率は?高い?

よく言われている確率は、1000分の3(0.003%)。

1,000枚の發票がある場合、うち3枚が当たる確率です。

あくまで平均的なものであって、当たる人は何度も当たり、当たらない人は0.003%以下の確率になることもあります。

また、あまりにも不自然に当たり過ぎると、不正の疑いがかかり、財政部の調査が入るようです。

元・天才デジタル担当大臣の見解

2024年のニュースで、天才と呼ばれた台湾の元デジタル担当大臣の唐鳳(オードリータン)さんが、ネットで發票の当選率を高める方法について聞かれた時に、自ら答えていたことが話題になりました。

「99%の確率で当選するには何枚の發票が必要?」ということに対し、「675枚」と回答していました。

1,000枚以上の發票を得た実体験に基づく確率

個人的な体験ベースで言うと、台湾で暮らしていた時に当選したことがありますが、数年間で当たったのは200元が数回程度です。

ざっと計算して1,000枚以上の發票に及ぶので、大体0.003%を少し上回る程度の確率でした。

友人のなかには、NT$1,000やNT$10,000を当てていたので、運次第…という印象です。

逆に100枚以上あってハズレもザラです

台湾のレシートくじは捨ててもいい?

旅行者の人は、

「發票の当選結果を確認するのは面倒だし、捨てても良い?」

…と感じるかもしれません。

もし、ゴミ箱に捨ててしまうなら、寄付する形がおすすめです。

チャリティー団体に“寄付”

台湾の空港をはじめ、色々な場所にチャリティー団体の發票用寄付箱があります。(通常、透明なプラスチック製の箱に入れる形になっています)

不要なレシートを募金のように寄付することが可能です。

当選した發票の当選金は、チャリティー団体によって使われます。

旅行者でも持ち帰る方がおすすめ

当選金額によっては、飛行機に乗ってでも換金するために台湾に行く価値があります。

くじの当選確認は少し面倒かもしれませんが、帰国後に結果を確認することをおすすめします。

以上、台湾の發票についての紹介でした!

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