イポー名物、ホワイトコーヒー。
イポーにはホワイトコーヒーを提供するお店が色々なところにありますが、ホワイトコーヒーの発祥地と言われるコピティアムが新源隆茶室中国(Sin Yoon Loong)。
イポーホワイトコーヒー発祥地の新源隆茶室
創業1937年。
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)はイポーで87年以上の歴史を持ちます。
一見すると、どこにでもあるようなコピティアムになりますが、イポーホワイトコーヒー生誕地として有名なコーヒーショップになります。
海南島から移り住んだ2人の兄弟が立ち上げたコピティアム
新源隆茶室の創業者は、中国の海南島からイポーに移り住んだ2人の兄弟。
イギリス統治下においてイポーが錫鉱業で栄えていた時代に、より良い機会を求めて、中国の海南島からマラヤに渡った王寶朝(Wong Poh Chew)さんは、料理人としてレストランで働きはじめます。
のちに独立を計画し、兄弟の王寶昌(Wong Poh Ting)さんとはじめたコピティアムが、新源隆茶室(Sin Yoon Loong)です。
王寶朝さんが、より美味しいコーヒーを作るために試行錯誤を重ねたのち、独自の焙煎方法や抽出方法で作り上げたコーヒーが、今あるイポーホワイトコーヒーになります。
Sin Yoon Loongのホワイトコーヒー
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)のホワイトコーヒー。
アイスのホワイトコーヒー。
Kopi O Kosong(コピオーコソン)。
カヤトースト&半熟卵
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)のカヤトースト。
ハーフボイルドエッグ。
カヤトーストにディップして食べます。
プリン
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)のプリンも人気です。
家庭で作るプリンのような、素朴で優しい味がします。
そのほかの料理
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)のコピティアム内には、カヤパフなどを販売しているお店があります。
食事系のメニューだと、豬腸粉(チーチョンファン)があります。
付近にあるコピティアムの料理も注文できる
新源隆茶室では、そのコピティアム内にあるお店だけではなく、隣や付近にあるコピティアムで注文した料理を食べることを可としています。(飲み物は新源隆茶室で注文する必要があります)
ただ、外の料理を飲食する時は、店員さんに声をかけて確認した方が良いかもしれません。
新源隆と南香のホワイトコーヒー比較
新源隆茶室(Sin Yoon Loong)の向かいには、南香茶餐室があります。
新源隆茶室と南香茶餐室、どちらのお店も複数回試してみた感想としては、南香のホワイトコーヒーの方がコクがあって美味しく、クオリティが安定しているという印象があります。
新源隆茶室のロケーション
住所:15A, Jalan Bandar Timah, 30000 Ipoh, Perak
イポー駅から徒歩でアクセス可能で、10分程度の距離にあります。
まとめ
南香茶餐室の方が有名なので、イポーではじめてホワイトコーヒーを試してみる時は南香をおすすめしますが、ホワイトコーヒーを何度か飲んだことがあれば、新源隆茶室を試してみても良いかもしれません。
以上、新源隆茶室(Sin Yoon Loong)についての紹介でした!