インド式パンケーキのAppam(アッパム)。
シンプルな材料で作られるものの、
その味は格別!
…という、とても美味しいパンケーキです。
Appam(アッパム)とは?
南インドやスリランカが起源のAppam(アッパム)。
発酵させたお米とココナッツミルクを生地のベースに、Appachattiと呼ばれる小さな中華鍋のようなフライパンを使って作られるパンケーキになります。
アッパムにはココナッツミルクが添えられていることが定番で、ココナッツミルクにディップして食べます。
南インドからの移民が多いマレーシアでも、Appamはよく食べられています。
アッパムはどんな味?
基本的にはココナッツの味です。
生地を発酵させることから少しだけ発酵臭がありますが、そこまで強い発酵臭ではなく、少しだけ酸味を感じる程度です。
パンケーキの中央部分はトロトロ、端の方はパリパリしていて、中央のトロトロの部分が特に美味しいです。
マレーシアのアッパムのフレーバー
ココナッツだけのプレーンに加え、色々なフレーバーがあります。
ブラウンシュガー+アッパム
ブラウンシュガー入りのアッパム。
バナナ+アッパム
一番のおすすめはバナナ入りアッパム。
バナナのほのかな酸味と甘みがアッパムのココナッツ味によく合います。
そのほかのフレーバーとしては、卵、ミロ、チョコレート、スイートコーン、チーズ、ピーナッツなどがありますが、このあたりのバリエーションはお店によって異なります。
クアラルンプールのどこで食べることができる?
インド料理店やスリランカ料理店で食べることができるほか、夜市(パサマラム)でも販売していることがあります。
クアラルンプールのBangsar(バンサー)にあるChelo’s Sweet Appamというお店が有名ですが、個人的なおすすめはBala’s Banana Leaf。
バナナリーフライスのお店ですが、アッパムがすごく美味しく、Chelo’sのアッパムより美味しいと感じています。
また、利用しやすいお店としては、スリランカ料理レストランのYarl。
いくつか店舗があり、KLセントラル駅近くにも店舗が旅行者の人に便利です。
ただし、味についてはBala’sの方が美味しいです。
ペナンのApom Manis
ペナンには、Apom Manis(アポンマニス)と呼ばれる特別なインド式パンケーキがあります。
Apom Manisは、
…など、クアラルンプールで食べられているAppamとは異なる特徴を持ち、ココナッツミルクに浸すことなく、そのまま食べることが一般的です。
ペナン以外ではなかなか食べることができないものであるので、ペナンに遊びに行く機会があれば、ぜひApom Manisを食べてみてください。
とても美味しいです。
まとめ
日本円で数十円程度で食べることができるアッパム。
優しいココナッツの風味がクセになる美味しいパンケーキです。
以上、インド式パンケーキのAppam(アッパム)の紹介でした!