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2025年7月22日から台北市政府関連施設で使い捨て容器やカトラリーが有料化へ

環境に配慮した施策が多い台湾。
2025年7月22日より、台北市政府関連施設における使い捨て食器やカトラリーの無料提供が禁止され、有料化されます。
この記事では有料化対象のアイテムや場所など、台北市の新しい取り組みの詳細について紹介します。
台北市政府関連施設で使い捨て食器&カトラリーの無料提供が禁止に

2025年7月22日、臺北市淨零排放管理自治條例第20条の「臺北市販售餐飲不得免費提供一次性餐具之公私場所、品項及收費標準」が施行され、「一次性餐具」の無料提供が禁止されます。
「一次性餐具」は、再利用できない使い捨て食器やカトラリーを示します。
本条例は、使い捨てを減らし、プラスチック削減およびマイ箸などの利用促進を促すための制度になります。
有料化の対象となるもの
一度使ったら捨てることを前提に設計されたものが有料化の対象になっています。
具体的には、
- 使い捨ての箸
- 使い捨てのスプーン(レンゲ)
- 使い捨ての弁当箱&容器

一番わかりやすいものだと割り箸。
割り箸は有料になります。

プラスチックのスプーンも有料化されます。
有料化の対象とならないもの
店頭で販売するための包装容器は除きます。

例えば駅弁。

あらかじめ食品を詰めて棚に陳列されている商品は対象外になります。
有料化でいくらチャージされる?
少なくともNT$1以上、購入品とは別に請求することになっています。
有料化の対象となる場所
- 政府機関(公立学校含む)
- 台北市政府及びその傘下機関が委託する会場
- 私立学校
…など、まずは公的機関を中心に施行され、対象場所は280ヶ所になっています。
台北市政府から委託されているケータリングサービス事業者も対象となります。
台北小巨蛋、台北地下街、站前地下街、兒童新樂園、貓空なども有料化の対象になっています。地下街や猫空は観光客も足よく足を運ぶ場所になるので注意してください。
台湾旅行にマイ箸やマイスプーン&フォークがあると便利
台湾に限らず、海外旅行先ではUber Eats、Food Panda、GrabFoodなど各種フードデリバリーサービスを利用したり、テイクアウトするケースも多いと思うので、自分専用のカトラリーは持参することをおすすめします。
ちょっと食べ物を購入した時に、「お箸がない!」「フォークがない!」というケースも結構多く、ホテルに頼むよりマイ箸やマイスプーンを使う方が簡単です。
私自身、旅行先にカトラリーを必ず持って行くようにしています。

まとめ
2025年7月22日開始の新制度は台北市政府関連機関を対象としたものですが、台湾では環境に関する様々な取り組みが行われているので、今後は使い捨て有料化の対象場所がもっと増えると思います。
また、2025年1月1日からは台湾のホテルにおいて使い捨てアメニティの無料提供が禁止されているので、台湾旅行の際は持ち物に気をつけてください。


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