感度の高いおしゃれなものが揃う台湾の誠品。
この記事では、誠品書店の概要と台北にある便利な店舗について紹介します。
台湾の誠品書店とは?
台湾の色々な場所にある誠品書店。
誠品の原点は、台北大安区にあった敦南誠品店。
誠品書店第1号店として知られる敦南誠品店は、24時間営業の書店として有名でした。
2020年5月31日に敦南誠品店が閉店し、新たなフラッグシップ店となったのがMRT市政府駅の近くにある誠品信義店。
しかしながら、2023年1月の発表で、誠品信義店は2023年12月をもって閉店することが正式決定されました。
誠品信義店閉店後にフラッグシップ店となっているのが誠品生活松菸店です。
誠品の読み方
日本語で「せいひん」と呼ばれる誠品。
中国語ではchéng pǐn(チェンピン)と発音します。
アルファベット表記はeslite(エスリテ)。
台湾現地の人は誠品書店を「チェンピン」と呼んでいるため、誠品書店について聞きたい時に「エスリテ」という単語を使っても「???」という反応が返ってくると思います。
道を尋ねる時などは「chéng pǐn」という言葉を使って聞いてみてください。
単なる本屋じゃない!誠品書店の魅力
店舗によってテナントや品揃えが異なるのですが、誠品は書籍だけではなく様々なものを取り扱っています。
例えば…
- 日用雑貨
- アパレル
- レストラン
- カフェ
複合施設として色々なものが揃っている場所です。
クリエイティブなライフスタイルを新たに提案する
こんなコンセプトが誠品の経営の根底にあります。
実際に誠品書店に足を運んでみると、単なる書店ではなく洗練されたアートの要素が強い空間であるということに気づくはずです。
また、誠品グループとして、ホテル・映画館・パフォーマンスホールなど多角的で革新的な経営活動を展開しています。
自宅のように寛いで本を読んでいる人も
誠品書店の書籍コーナーには椅子に座ったり地べたに座って本を読んでいる人がたくさんいます。
まるで、自宅のリビングルームで本を読んでいるかのように寛いでいる現地の人の姿にびっくりするかもしれません。
でも、ゴロゴロしている人の気持ちがわかるくらい本当に心地良い空間です。
着々と海外展開する誠品
誠品書店は台湾のほか、香港、中国、日本、マレーシアに店舗があります。
2022年12月、マレーシアのクアラルンプールにオープンした新しい店舗は、東南アジア第1号店になっています。
台北にある誠品書店のおすすめ店舗
台湾には誠品書店の店舗がたくさんあります。
台北市内にあるおすすめの店舗は、
- 南西店
- 松菸店
規模の面や品揃えの面では、信義店が一番おすすめだったのですが、2024年以降におすすめする店舗は南西店と松菸店になります。
誠品生活南西
2018年9月にオープンした誠品生活南西。
台北駅の一つ隣の駅であるMRT中山駅からすぐの便利なロケーションにあります。
コスメ売り場。
台湾のローカルブランドのほか、色々なコスメが揃っています。
誠品生活南西のおすすめお買い物スポットは神農生活。
食材を中心としたマーケットになっていますが、お土産に適したものもあります。
神農生活の横にあるデリ&カフェスペース。
神農生活でお買い物する時に使うカゴ。
お買い物タイムが楽しくなりそうなアイテムです。
誠品生活南西のロケーション
住所:台北市中山區南京西路14號
最寄駅はMRT中山駅。
1番出口のすぐ横にあります。
誠品生活松菸店
フラッグシップストアになっている誠品生活松菸店。
2013年にオープンした誠品生活松菸店は松山文創園區の中にあり、緑溢れる周辺の散策を楽しむことができます。
同敷地内には、アートシアターや誠品行旅(エスリテホテル)という誠品グループが手がける人気ホテルがあり、のんびり過ごしたい人におすすめです。
Cha Tzu Tangやユアンソープの店舗があり、落ち着いた環境で買い物することができます。
知音文創のお店もあります。
誠品生活松菸店のロケーション
住所:台北市信義區菸廠路88號
誠品生活松菸店へのアクセスはMRT市政府駅またはMRT國父紀念館駅から徒歩で10分程度です。
まとめ:誠品はハイセンスでおしゃれなお買い物スポット
誠品はふらっと立ち寄ってみるだけでも楽しい場所です。
本が読みたい時、おしゃれなものを見たい時、色々なシーンで使うことができるスポットです。
もちろん、お土産探しにもとても使える場所なので「お土産に何を買おう」と迷った時は、ぜひ立ち寄ってみてください。