台南にある帆布店の1つである清隆帆布行。
マニア受けするようなレトロなバッグがあるお店で、好きな人には宝探しをするような楽しさがある場所です。
この記事では清隆帆布行について紹介します。
台南の清隆帆布行
昔懐かしいバッグが多い清隆帆布行。
台湾伝統の書包(スクールバッグ)が店頭に吊り下げられています。
清隆帆布行を経営するのは、5代目の呂百能さんと呂全福さんという二人の兄弟。
清隆帆布行は創業当初から帆布を作っていたわけではなく、はじまりは雑貨販売業になります。
台南市役所に勤めていた4代目が当時台湾を統治していた日本人が大量に帆布を必要としていたことを知り、3代目と一緒に帆布作りをはじめ、これが清隆がキャンバスビジネスに参入したターニングポイントになっています。
お店にある展示物には創立1860年とありますが、これは2代目が台南の民権路にお店を構えた年で、帆布事業としての清隆は100年以上の歴史があるわけではありませんが、台南のなかでも古い帆布店の1つとして知られています。
清隆帆布行のレトロバッグ
清隆帆布行は、学生帽や学生用のスクールバッグ(書包)のほか、製薬会社のバッグや牛乳を入れるバッグ(牛奶袋)など、企業向けの商品を数多く手掛けてきた実績を持ちます。
こちらは白花油のバッグ。
清隆帆布行の店内に展示されているバッグのなかには非売品も多いのですが、白花油のバッグは現在も販売されています。
歴史を感じるスクールバッグ。
現代風のスクールバッグ。
清隆帆布行のバッグの使い心地
清隆帆布行で購入した萬應紅花油のバッグ。
NT$500で購入しました。
バッグの反対側には、白花油の創業者の似顔絵が描かれています。
レトロかわいいバッグです。
昔ながらのシンプルな作りのバッグになっています。
ロケーション
住所:台南市中西区民権路1段144号
合成帆布行から徒歩6分程度の場所にお店があります。
まとめ
台南にある帆布店の有名店とは異なり、清隆帆布行は商品の種類が少なめですが、他店にはないユニークなレトロバッグがあります。
万人受けするお店ではなく、一般的なかわいいモノを探している人向けのお店ではありませんが、好きな人は「これ!」というものがある帆布店になります。
以上、清隆帆布行についての紹介でした!