MRT雙連駅のすぐそばに位置する雙連企鵝文肉羹店。
あっさりとした味でサラサラっと楽しむことができる肉羹と炒米粉が美味しい、地元の人に愛されているお店です。
この記事では同店の詳細について紹介します。
台北の雙連企鵝文肉羹店
MRT中山駅の一つ隣、雙連駅のすぐそばにある雙連企鵝文肉羹店。
一族3世代、30年以上の歴史を持つお店です。
民生西路という大通りから一本入った細道にあるお店で、同じ並びにはいくつか飲食店が連なっています。
一見、普通のお店に見えますが、地元の人の間では名の知れた有名店です。
雙連企鵝文肉羹店のメニュー
メニューのカテゴリーは大きく分けて4つ。
- 麺類
- 羹湯類(焿湯類)
- 羹麵類(焿麵類)
- 小菜類
②はとろみスープ類、③はとろみスープの麺料理、④はサイドディッシュになります。
とろみスープの肉羹(肉焿)
豚肉入りとろみスープの肉羹。
一般的に肉羹は豚肉に魚漿と呼ばれる魚のすり身を加えて作られています。
肉羹のピンインはròu gēng。
肉羹ではなく肉焿という表記が使われることもよくあり、雙連企鵝文肉羹店では肉焿の表現がメニュー表に使われています。
あえてカタカナベースの発音にするとロウガンに近い音になりますが、gangという音ではなくgengという音で、日本語にはない特別な発音になるので、正しい音を聞きたい時はグーグル翻訳の音声機能などを使ってチェックしてみてください。(日本語の発音でロウガンと言うと、ちょっと良くない言葉に聞こえてしまいます)
選べる肉羹の種類
肉羹(肉焿)にはいくつかメニューがあり、イカ入りのとろみスープの魷魚焿や豚肉とイカをミックスした綜合焿もあります。
また、スープ麺にしたい時は焿麺類から好きなタイプの具材と麺の種類を選ぶことができます。
炒米粉(ビーフン炒め)がおすすめ
雙連企鵝文肉羹店は店名に肉羹とあるように、肉羹(肉焿)が看板メニューになっているお店ですが、炒米粉(ビーフン炒め)も非常におすすめです。
シンプルな料理ですが、雙連企鵝文肉羹店の炒米粉がピカイチに美味しいです。
炒米粉は「chǎo mǐfěn(チャオミーフェン)」と言えば注文できます。
こちらは炒麵。
chǎomiàn(チャオミェン)と発音します。
肉羹(肉焿)も炒米粉&炒麵もあっさりした味なので、テーブルにある調味料を使って自分の好きな味にアレンジしてみてください。
イカ料理も人気
小菜のカテゴリーに当たるイカを湯がいた燙魷魚も人気メニューです。
多くのローカルの人が注文しているので、小腹が空いている時は注文してみても良いと思います。
雙連企鵝文肉羹店のロケーション
住所:台北市大同區民生西路59號
最寄駅はMRT雙連駅の2番出口。
MRT雙連駅2番出口を出て右手側、民生西路に沿って歩いて行きます。
MRT雙連駅2番出口から2本目の通り、ファミリーマートの手前にある細道を右に曲がったところにお店があります。
またお店の看板にペンギンのロゴがあるので、それも目印にしてみてください。(店名の企鵝は中国語でペンギンという意味があります。)
雙連企鵝文肉羹店で食事する時の注意点
その場で食べる(内用・ネイヨン)お客さんとお持ち帰り(外帶・ワイダイ)をするお客さんがいます。
お持ち帰りする時は「外帶請排隊」というサインがある場所に並んで注文します。
店内で飲食する場合は空いてる席に座って注文する形になりますが、混み合っている時は席取りが必要になります。
食べている人の後ろに立って席が空くことを待って席を確保、それから注文します。
混んでいる時は少し慌ただしく相席も当たり前ですが、みんなパパッと食事をして帰っていくお客さんが多いので、回転率は悪くないです。
まとめ:安くて美味しい台湾ローカルグルメが楽しめる場所
ローカルのお客さんで混み合うことが多い雙連企鵝文肉羹店ですが、地元のお客さんが並ぶ=安くて美味しいというサインでもあります。
台湾の昔懐かしの伝統の味である「古早味」を味わい、台湾らしいローカル体験する場所としては旅行者の方にとっても面白い場所です。
台北で肉羹(肉焿)や炒米粉が食べたいという時は、足を運んでみてください。
以上、雙連企鵝文肉羹店についての紹介でした!
台北であっさりしたものが食べたい時はキャベツご飯のお店もおすすめです