通常料金から20%オフになる台湾新幹線の割引切符を購入することができるKlook。
実際の手続きの流れとしては、
- Klookで切符をオンライン購入
- 台湾高速鉄道公式サイトで乗車予約
- 乗車前に台湾の窓口で本券に引き換える
…という3ステップになりますが、②のステップで「どうやって予約するの?」と戸惑いを覚える人も少なくありません。
この記事では、一連の流れについて画像つきで詳しく紹介します。
2024年9月から台湾新幹線の切符を2名分同時購入で1名分が無料になるキャンペーンが実施中です。プロモーションには上限があり、なくなり次第終了となるので、早めの手配をおすすめします。
Klookで台湾新幹線の切符をオンライン購入するプロセス
Klook公式サイトにアクセス
まずは、Klook公式サイトから台湾高速鉄道(THSR)乗車チケットにアクセス。
パッケージ+行き先&目的地を選択
「パッケージを選択」で「チケット20%オフ」をクリックし、出発地と目的地を選択します。
数量を選択
大人と子供、それぞれ利用する人数を選択し、「予約手続きへ」のボタンをクリック。
個人情報を入力
「お客さま情報」の「利用予定日」に台湾新幹線に乗車予定の日付を入れます。
さらに、「お客さま情報」と「連絡先情報」に必要事項を入力します。
お客さま情報の身分証明書の箇所では「パスポート」を選択し、パスポート番号を入力してください。
支払手続き
支払手続きでは、クジレットカード情報を入力します。
これで予約手続きが完了です。
バウチャーを受け取る
予約の手続きが終わると、すぐにバウチャー付きのメールが届きます。
バウチャーの「確定内容」に、Voucher CodeとRedeem Codeの2つのコードが記載されていて、このあとの手続きでRedeem Codeを利用するので、メモを取っておくと役立ちます。
台湾高速鉄道公式サイトで指定席を予約する方法
引換コードのRedeem Codeを使い、台湾高速鉄道公式サイトで指定席の予約(乗車予約)をします。
詳細は予約時の画面やバウチャーに記載されています。
Klook公式サイトでは「指定席の予約」という表現が使われていますが、操作的には、画面で座席表を見て具体的な座席を選ぶ座席指定ではなく、自動的に指定席が割り当てられる形になっているので、電車の日時を指定して乗車予約する…というイメージです。(=自由席ではなく指定席を予約)
THSR公式サイトにアクセス
Klookから届いた予約確認(バウチャー)に記載されている指定席予約用のURLのリンクをクリック。
台湾高速鉄道(THSR)公式サイトにつながるので、画面右上にあるハンバーガーアイコン(三本線のマーク)をタップ。
(ここではスマホ利用を想定しています)
メニューバーから、「Manage」を選択。
Redeem Codeを入力
「Sign in with redeem code」(引換コードでサインインする)」を選択します。
①の「Enter the redeem code」に、Klookから届いたバウチャーに記載されているRedeem Codeを入力します。
②の「Enter your passport number」にパスポート番号を入力します。
③の部分はセキュリティチェックのための項目で、点線で囲った部分に表示されているコードを見て、空欄にそのまま入力します。
もし、コードが読みにくい時は「Regenerate」を押すと新しいコードが表示されるので、試してみてください。
最後に一番下にある「Send」ボタンをタップします。
乗車日時を指定して予約
Redeem Codeを入力すると、注文番号や支払日の情報などが表示されます。
画面を下にスクロールし、詳細情報の右上にあるチェックボタンにチェックを入れた上で、「Reserve(予約)」ボタンを押します。
Reserveボタンをタップすると、乗車日時に関する選択画面が表示されます。
ここでは、
- Travel Date:乗車日
- Departure Time:出発時間
…この2つの項目に入力します。
Departure Station(出発駅)とArrival Station(到着駅)には、Klookで予約時の駅名が既に選択されている状態になっているので、確認するだけでOKです。
全ての項目に必要事項が入力されていることを確認したら、「Confirm」ボタンを押します。
日時を選択すると、それに応じた列車の予定表が表示されます。
乗車したい新幹線の列車を選んだ上で、最後に「Confirm」ボタンをタップします。
これで指定席の予約(乗車予約)が完了です。
予約番号を確認
乗車予約の手続きが完了した時に、予約完了を意味する「Reservation Successful」という表示が出ます。
下部にあるオレンジ色の「Confirm」ボタンをタップすると…
予約番号(Reservation Number)を確認することができます。
オレンジ色で色づけされている「Reservation No:XXXXXXXX」の箇所が予約番号になります。
この予約番号は新幹線に乗る前に窓口で本券に引換する時に必要となります。窓口で職員さんにぱっと見せることができるように、スクリーンショットを撮っておくと便利です。
台湾で本券に引き換える方法
新幹線に乗車する前に本券に引き換える必要があります。
有人窓口に行く
台湾新幹線の有人窓口に行きます。
色々なカウンターがありますが、當日票/預售票(Today’s Ticket/Advance Purchase)の窓口に並びます。
パスポートと予約番号を提示して本券を受け取る
予約番号とパスポートを提示して、発券してもらいます。
職員さんが予約番号をシステムに打ち込む→内容を確認→本券を発券…という流れです。
列車の時間を変更したり、座席の位置を変更したい時は、窓口でお願いすると対応してくれます。(直近の電車は満席で乗車できないことがあったり、座席の空き状況によって対応できない可能性もあるので、職員さん相談してみてください)
予約時に気をつけるべきことはある?
台湾到着日と同日に新幹線利用する場合で、フライトに遅延があると、予定していた新幹線に乗り遅れてしまうことがあるかもしれないというリスクがあります。
私自身、台湾到着時にすぐ新幹線に乗る…というプランで旅行した時は、台湾到着時間から余裕を持った時間帯で新幹線の予約をし、窓口でお願いして予定の時間より早い時間に変更してもらいました。
また、日本の新幹線のみどりの窓口と同じように、台湾新幹線の窓口も混み合っていることが多く、行列に並ぶことが多いので、このあたりの所要時間も考慮し、少し余裕を持って窓口に行く形がおすすめです。
発券後の変更については1回まで可能です。
まとめ
外国人旅行者向けの割引切符は、以前は下記の画像にあるような専用の台紙にシールを貼るような紙ベースの乗車券を発行していました。
そのため、有人改札口を利用する必要がありましたが、現在はオンラインで乗車予約ができる上、一般と同じ本券を発行してもらえることから、自動改札が利用できるようになりました。
窓口で本券に引き換えるプロセスがなくなれば、もっと便利だな…と思うところはありますが、以前と比較してずっと便利になっています。
また、本券に引き換えるまでに複数のプロセスがあるものの、難しいものではないので、台湾で新幹線を利用する予定があれば、ぜひKlookを活用してみてください。