冬の台湾によく食べられている料理の羊肉爐(ヤンロウルー)。
羊肉爐を食べてみたいけど「羊肉はちょっと…」と敬遠している人も多いと思います。
この記事では、予約するのも一苦労、台北で人気の車庫羊肉爐について紹介します。
台北にある車庫羊肉爐
台北には羊肉爐が有名なお店がいくつかありますが、人気店の1つが車庫羊肉爐。
冬期限定営業をしているお店で、特筆すべきはお店の営業時間で、18時〜21時半までのわずか3時間半という短さです。
車庫羊肉爐は予約が必須
車庫羊肉爐では予約必須で、予約は午後14時から当日分の予約を受け付けるという形になっています。
予約開始時間になると電話が殺到し、何度も何度も掛け直してやっと予約が取れる人気店です。
私が車庫羊肉爐で食事をした時は、友人が電話予約をしてくれたのですが、電話がなかなか繋がらず「100回くらい掛け直した」と言っていました…。
予約体制に注意
店内での飲食は100分程度の時間制限があり、予約は2つの時間帯に分けられています。
- 18時開始組
- 19時50分開始組
予約時間の前からお店の周りにお客さんが集まりだします。
18時開始組は19:40までの時間制限となっていて、19時過ぎになるとお店の人が各テーブルを回ってラストオーダーの確認するという徹底ぶりです。
車庫羊肉爐の看板メニュー
車庫羊肉爐の羊肉爐。
羊肉爐には羊肉のほか、フィッシュボール、豆腐、豆皮、えのき、白菜などが入っています。
お値段は鍋の大きさ(大、中、小)によって変わります。
上の画像のものは大鍋でNT$1,800です。(2017年時点の価格になります)
何をどれだけ注文するのかにより最終的な値段が変わってきますが、予算は一人あたりNT$500程度です。
クセのないスープと羊肉
鍋から羊肉の香りが漂ってきますが、そこまで強いにおいはしません。
羊肉爐と言えば、高雄の岡山が有名ですが、台湾でも北部と南部で羊肉爐の味が異なるそうです。
台湾南部出身の友人曰く、北部のものは割とクセが少なく、車庫の羊肉爐は高雄で食べるものと比較して味が薄いと言っていました。
そのせいか、車庫の羊肉爐は抵抗感なく食べることができました。
ソースに具材をつけていただきます。
このソースが辛すぎず、旨味満点の丁度良い味で、羊肉につけて食べると臭みを感じなくなります。
はじめは羊肉の独特な香りに違和感を感じますが、食べているとだんだん慣れてきます。
麺線も一緒に注文してみてください。
この麺線の茹で具合が絶妙で美味しいです。
サイドディッシュが美味しい
数種類の小菜(サイドディッシュ)を注文して、鍋と一緒に食べるのが車庫羊肉爐の定番食事スタイルです。
キムチ。
玉ねぎのサラダ。
山芋。
このほか、鹹豬肉が人気のサイドディッシュになっています。
こんな風にお肉をレタスに包んで食べると美味しいです。
車庫羊肉爐のロケーション
住所:台北市中山區合江街93巷10號
MRTを利用する場合、中山國中駅が最寄駅になり、駅から徒歩7分程度です。
行天宮駅からも徒歩9分程でアクセス可能です。
まとめ
時間制限があることから、ちょっとバタバタ感がありますが、羊肉爐をはじめて食べる時には強いクセがないことからチャレンジしやすいお店です。
ただし、予約が必須なので、言葉に不安がある場合は台湾人の友達に電話予約を頼んで、一緒に行くことをおすすめします。
以上、台北で羊肉爐(ヤンロウルー)が美味しいと評判の車庫羊肉爐についての紹介でした!