夜になると、どことなくジブリ感を思わせる雰囲気を放つ神農街。
小さなストリートに古い街並みが広がる神農街は、台南を訪れる観光客に人気のスポットになっています。
この記事では、神農街の見どころ&観光のポイントについて紹介します。
台南にある神農街とは?
台湾府城の街道として知られる神農街。
かつて北勢街と呼ばれていた場所で、南勢港の北側に位置していたことから北勢街と名づけられたと言われています。
現在の名称である神農街は、ストリート内にある臺南藥王廟に由来しています。
台南の港が台湾交易の中心となり、栄えていた時代の名残を感じることができる場所、それが神農街です。
神農街の読み方
神農街の読み方は、シェンノンジエ。
ピンインは、Shénnóng jiēになります。
神農街の楽しみ方&見どころ
神農街の見どころは、歴史ある古い街並み。
写真撮影が一番おすすめの楽しみ方です。
神農街には、清朝時代や日本統治時代に作られた二階建ての古い建物が現存し、これらの建物が神農街の象徴とも言えます。
夜になって灯される提灯を背景にした街並みの撮影もおすすめです。
メインストリート脇にある路地裏に行列ができ、そこで写真撮影をしている人がいるなど、色々なフォトスポットがあります。
1830年に建立されたと金華府も、臺南藥王廟と並ぶ神農街の見どころになります。
カフェやレストランはある?
神農街のメインストリート前の神農街口に屋台があります。
神農街のメインストリート内には、大衆的な雰囲気の居酒屋があるほか、ちょっとおしゃれなバーがあります。
上記画像は沃隼醸造 WE Drink Beer Companyというバーになります。
ただ、落ち着いた場所で食事がしたい時は、神農街に行く前に別の場所で済ませておく方が良いかもしれません。
雑貨店や土産店はある?
雑貨を取り扱うお店や駄菓子を取り扱うお店があります。
ウィンドウショッピングをする感じで、気になったお店にふらっと立ち寄ることができます。
ただ、台湾雑貨などのお土産を探している時は、神農街よりも商品が豊富な林百貨店の方がおすすめです。
神農街に行くなら昼または夜のどっちがおすすめ?
絶対に夜がおすすめです。
昼は営業していないお店がほとんどで、閑散としています。
神農街はライトアップされる夜にこそ映える場所であるため、夕方以降に足を運んでみてください。
神農街の観光所要時間
神農街自体はとても小さなストリートです。
メインストリートをサラッと歩くなら、10分程度あれば終わってしまいます。
1つ1つのお店をじっくり見てまわるともう少し時間がかかりますが、メインストリートをのんびり歩いて雰囲気を味わう程度であれば、30分もあれば十分です。
神農街のロケーション
台鉄の台南駅から車で10分程度の場所にあります。
近くにバス停があるので、公共交通機関の利用も可能です。
私は滞在していたホテル(シルクスプレイス台南)から徒歩でアクセスしてみたところ、20分ほどかかりました。
歩ける距離ですが、疲れていたらタクシーに乗っても良いかもしれません。
シルクスプレイス台南など新光三越があるエリアからタクシーを利用する場合、7分程度で神農街にアクセスできます。
まとめ
清朝時代につくられた街道が残るスポットとして、多くの観光客を魅了する神農街。
パパッと観光できる場所なので、台南観光の際に足を運んでみてください。
以上、台南の神農街についての紹介でした!