マレーシア旅行前に、
「どの国際ブランドのカードを持っていくべき?」
…と疑問に感じることがあるかもしれません。
この記事では、マレーシア旅行に持っていくことをおすすめするクレジットカード(国際ブランド)について紹介します。
本記事で紹介するクレジットカードは、マレーシア在住者向けのカード情報ではなく、日本からマレーシアに遊びに来る旅行者向けのものになります。
マレーシア在住者は、Maybank、CIMB、HSBC、Standard Chartered、HongLeong、UOBなどの大手銀行が発行するカードを選ぶ形がおすすめです。(ただ、収入など諸条件があるので、このあたりは各銀行に確認し適したものを選んでください。私はUOBの旅行関連特典が充実したVISAカードをマレーシアでメイン使いしています)
目次
マレーシアで使えるクレジットカード
マレーシアでは、
- VISA
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
- 銀聯(UnionPay)
…の国際ブランドが使えます。
また、クレジットカード以外では、GrabPayやタッチアンドゴーeWallet、Apple Payなどのモバイル決済もよく使われています。
昔は現金払いしか受けつけていなかったお店でも、ここ数年でモバイル決済を取り入れるところが格段に増えました。
TnG eWalletの詳細はこちら
VISAまたはマスターは必須
どこでも全ての国際ブランドが使える…というわけではなく、最も汎用性が高いのは、
- VISA
- Mastercard
…になります。
どちらかのブランドのカードがあれば、大抵使えるので安心です。
おすすめクジレットカード
マレーシアだけではなく、世界で広く使うことができるという意味でおすすめは、VISAカード。
VISAカードには色々なものがありますが、年会費無料のカードであれば、
…などが定番人気です。
エポスカードは、マルイなどにあるエポスカードセンターで即日発行&店頭受け取りが可能であるため、急な海外旅行や海外出張で、急ぎでカードが必要な場合に検討をおすすめするカードです。
年会費がかかりますが、旅行する時にラウンジ利用したい場合は、プライオリティパスが利用できる楽天プレミアムカードという選択肢もあります。
JCBやアメックスも利用可能、でも使えない場所も割と多い
JCB、アメックス、ダイナースも利用できる場所は少なくないものの、VISAやマスターカードほど使える場所は多くありません。
私自身、マレーシアで発行したアメックスのクレジットカードも使っていますが、「すみません、アメックスは使えません」と言われることが結構あります。
アメックスとJCBの比較
JCBとアメックスの比較で言うと、マレーシアではアメックスの方が使える場所が多いです。
マレーシアにおけるアメリカンエキスプレスのクレジットカードは、マレーシア最大手銀行のMaybank(メイバンク)が発行していることもあり、その関係で使える場所が割と多いです。
アメックスとJCBは予備カードにするのが○
既にJCBやアメックスを持っていて、マレーシア旅行に持っていく場合は、予備カードとして持っていく形がおすすめです。
JCBカードに関しては、マレーシアで優待特典が利用できます。
利用できるお店は多くないものの、割とお得な割引や特典もあるので、JCBカードをお持ちの場合は優待内容をチェックすることをおすすめします。
おすすめ優待特典はこちら
Wiseデビットカードもおすすめ
クレジットカードではありませんが、マレーシア旅行にはWiseのデビットカードもすごくおすすめです。
- ATMでリンギットが手数料無料で引き出せる(月あたり2回まで、金額上限あり)
- 現地通貨でデビット決済できる
…という点がおすすめポイントです。
①ATMで無料引き出しができる
月あたり2回までという制限はありますが、日本円で3万円まで手数料無料でATMから引き出すことが可能です。(日本で発行したWiseデビットカードの場合)
マレーシアのATMでも日本円で3万円相当の現金を手数料無料で引き出すことができ、両替所に行くことなく、ATMからリンギットの現金を取り出すことが可能です。
Wise口座にマレーシアリンギットをあらかじめ保有している場合は手数料がゼロですが、持っていない場合はアカウント内にあるほかの通貨からの両替になるため、両替手数料はかかるものの、実際の為替レートに近い良いレートで交換できます。
実際のATM操作方法はこちら
クレジットカードの海外キャッシングは、事務手数料やキャシングの利息がかかるので、Wiseのデビットカードで引き出す方がお得です。
②現地通貨でデビット決済できる
Wiseのデビットカードは、現地でデビット決済できます。
例えば、Wiseアプリでマレーシアリンギット口座に資金をチャージをしていくと、マレーシアで支払いする時にリンギットで支払いすることができます。
…というメリットがあり、クレジットカードのように為替レートに左右されたり手数料がかからずお得です。
また、アカウントにリンギット残高がない場合は、アカウント内に保有しているほかの通貨から交換レートが良いものをWiseが自動的に選択して交換、デビット決済してくれます。
例えば、Wiseのマルチカレンシー口座に十分なリンギット残高がない状態(残高RM3のみ)で、マレーシアでWiseデビットカード支払いしたところ、総支払額のRM88.30に対し、リンギット残高のRM3を使った上で、保有しているユーロ口座から不足分を取り出して自動両替し、決済できました。
自動両替に時間はかからず、タッチ決済で「ピッ!」とした瞬間に支払いが完了しました。
また、アプリ上での両替も簡単にできます。
Wiseの詳細はこちら
日本のクレカ/デビットカードをQRコード決済に活用する
マレーシアを訪れる旅行者で現地でQRコード決済したい場合は、MY TouristPay Appを活用する方法もあります。
日本などマレーシア以外で発行したクレジットカード/デビットカード(VISAまたはマスターカード)を登録することで、マレーシアでQRコード決済を可能にするアプリです。
機能的にはタッチアンドーゴーeWalletの方が便利ですが、支払い方法がQRコードをスキャンするか現金に限られているシチュエーションで便利な支払い方法です。
手持ちの現金がなくなった時にも役立ちます。
アプリ詳細はこちら
結論:マレーシア旅行でメイン使いするクレジットカードはVISA/マスターカードがおすすめ
おすすめのクレジットカードの国際ブランドは、
それに加え、優待特典が利用したい時はJCBを持って行ったり、Wiseのデビットカードを持っていく形がおすすめです。
以上、マレーシア旅行に便利なクレジットカードについての紹介でした!
「マレーシアでは、どんなクレジットカードが使える?」