日本語のカスタマーサポートに優れ、かつeSIM料金が手頃で使いやすいと口コミ評価が高いeSIM-san。
以前、マレーシアで使ってみて使い心地がすごく良かったので、台湾旅行でも利用してみることにしました。
この記事では台北でイーシムさんのeSIMを使った体験記について紹介します。
なお、今回はイーシムさんから提供いただいたeSIMを台湾で使用しています。
- 台湾到着後すぐに繋がった(出発前にインストール&アクティベートしておき到着した飛行機の中でデータローミングをONしたらネットがすぐ使えた)
- 実名登録が不要ですごく便利だった(*デイパスプラン利用)
- 中華電信の5Gに繋がり、通信は終始安定&速度も速かった
- はじめてeSIMを利用する人に特におすすめできる

- 日本語サポートが充実(日本人による365日サポート)
- 料金がお手頃で高コスパ
- プランが充実していてニーズに合うものが多い
- (プランによって)実名登録不要
- データ残量が確認できない(スマホのデフォルト設定で確認できるが、eSIM-san自体のサイトでは確認機能なし。開発中?)
日本企業のeSIM-san(イーシムさん)
eSIM-sanは株式会社グランシーが販売するeSIM事業になります。
日本企業であり、かつ日本人によるカスタマーサポート体制が整っているので、
eSIMをはじめて使うけど、繋がるか心配
…という人に特におすすめすることができるeSIMになります。
実際にeSIM-sanを使った利用者の声を見てみると、
- 現地で上手く繋がらなかった時にLINEで連絡したらすぐにアドバイスしてもらえた
- eSIMをインストールしたけど上手くできたか不安で連絡したら、大丈夫だと確認してくれた
…など迅速かつ手厚いサポートをしてもらったという口コミが多く、ユーザーから高い評価を得ていることがわかります。
日本企業が販売するeSIMの中には、契約手続きは日本語で対応していても、マニュアルをよく読んでみると現地で繋がらなかった時の連絡先が海外になっていることがたまにあります。
また、海外企業のeSIMになると、英語で問い合わが必要になることが多いので、日本語かつLINEでも気軽に問い合わせできるeSIM-sanは日本人に安心のeSIMだと言えます。
イーシムさん台湾eSIMプランと料金
選べる豊富なプラン
eSIM-sanさんでは、
- デイパス
- 期間容量
- 無制限
…と様々なプランが揃っています。

デイパスは使用日数と1日あたりのデータ容量を選ぶことができるプランです。
例えば5日間の台湾旅行の場合、使用日数5日を選択し、データ容量については1日あたり1GB、2GB、3GBから選ぶことが可能です。
Wi-Fiをよく使い最低限のデータ容量が必要な場合は1GB、動画をたくさん見たい時は3GBなど個人のニーズに応じて柔軟に選べるところがポイントです。
お得な料金
一例ですが、デイパス、期間容量、無制限の一部を取り出してみたものがこちら。
プラン名 | 日数 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|---|
デイパス | 1日 | 1GB/日 | 445円 |
デイパス | 3日 | 1GB/日 | 669円 |
デイパス | 5日 | 1GB/日 | 967円 |
デイパス | 5日 | 2GB/日 | 1,330円 |
期間容量 | 5日 | 5GB | 1,147円 |
無制限 | 1日 | – | 921円 |
プラン名 | 日数 | データ容量 | 料金 |
---|---|---|---|
デイパス | 1日 | 1GB/日 | 445円 |
デイパス | 3日 | 1GB/日 | 669円 |
デイパス | 5日 | 1GB/日 | 967円 |
デイパス | 5日 | 2GB/日 | 1,330円 |
期間容量 | 5日 | 5GB | 1,147円 |
無制限 | 1日 | – | 921円 |
デイパスは最短1日から購入することができ、料金は1日/1GBで445円。(2025年6月時点)
台湾旅行でよく使う3日〜5日程度のプラン料金も手頃です。
具体的なプランと料金は公式サイトを見ていただく方がわかりやすいと思うので、ぜひチェックしてみてください。
イーシムさん台湾eSIMは実名認証(実名登録)は必要?
台湾のeSIMを利用する時に必要な実名認証(実名登録)。
イーシムさんに確認してみたところ、同社の台湾eSIMには実名登録が必要なeSIMと不要なeSIMがあります。
現状は以下の通り。
プラン名 | 実名登録 |
---|---|
デイパス | 不要 |
無制限 | 不要 |
期間容量 | 必要 |
ただ、台湾政府の意向によってルールが変わる可能性があるので、実名登録の有無がeSIM購入の決め手になる場合は、購入前にイーシムさんに問い合わせして確認することをおすすめします。
eSIM-sanの台湾での使い心地
台北に7日間滞在し、1週間ほどeSIM-sanのeSIMを使ってみた感想としては、
速度が速くて使いやすい
台湾では中華電信の回線に繋がり、通信は終始安定していました。
データ残量が少なくなったと思われる時に速度が落ちたことがありましたが、それ以外は街中でもMRTの中でもネットが快適に使えました。
データ残量をパパッと確認できない点がちょっとしたデメリットですが、イーシムさん公式サイトに「開発中」とあるので、今後はデータ使用量確認が可能になるかもしれません。
台北における通信速度測定結果
計測のタイミングで数値は異なりますが、下りも上りも十分過ぎるくらいの速度が出ました。
測定に利用したデバイスはiPhone15です。

下りMbps | 上りMbps | Ping/レイテンシms | |
---|---|---|---|
fast.com | 74 | 22 | 105 |
Speedtest | 77.5 | 22.6 | 117 |
下りMbps | 上りMbps | Ping/レイテンシms | |
---|---|---|---|
fast.com | 74 | 22 | 105 |
Speedtest | 77.5 | 22.6 | 117 |
上記は台湾到着初日の計測結果になります。
体感でも「速い」と感じることができ、動画視聴もスムーズでした。

下りMbps | 上りMbps | Ping/レイテンシms | |
---|---|---|---|
fast.com | 470 | 84 | 97 |
Speedtest | 625 | 102 | 100 |
下りMbps | 上りMbps | Ping/レイテンシms | |
---|---|---|---|
fast.com | 470 | 84 | 97 |
Speedtest | 625 | 102 | 100 |
別の日に改めて速度をチェックしてみたところ、ちょっとびっくりするような速度が出ました。
こんな感じで終始通信速度には問題なく、快適にネットが使えました。
テザリングは可能?

イーシムさんのeSIMはテザリングが可能です。
他のデバイスに繋いで使うことができます。
イーシムさんの使い方
イーシムさん公式サイトや購入後に送られてくるメールにマニュアルがあり、そこで非常に詳しく解説されていますが、念のため使い方について流れをさっと説明します。
渡航前の手続き【eSIMインストール&アクティベート】
イーシムさんの台湾eSIMは現地の回線に繋がってから有効日数が開始されます。
渡航前にインストール&アクティベートしておくと、台湾到着後にすぐネットが使えます。そのため、事前に手続きしておくことをおすすめします。

ここではiPhoneを使って渡航前の手続きについて紹介します。
iPhoneの「設定」から「モバイル通信」を選択。

「eSIMを追加」を選択。

「モバイル通信を設定」の画面が表示されるので、「QRコードを使用」を選択。

イーシムさんでeSIMを購入した後に届くQRコードをスキャンします。

「eSIMをアクティベート」の表示が出るので、「続ける」ボタンを押します。基本的には表示に沿って手続きを進めていけばOKです。

eSIMの追加が完了すると、任意の名称がついたものがスマホに表示されます。
名称はわかりやすい名前に変更することが可能です。
変更したい場合は、任意の名称がついたeSIM-sanのeSIMを選択。

カスタム名称にわかりやすい名前を入力します。
入力が完了したら、上部にある「戻る」をタップ。

これで渡航前の設定が完了です。
渡航前は回線をオフにしておいても問題ありません。
渡航後の手続き【データローミングをオン】

eSIM-sanの回線をオフにしている場合、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」のSIM一覧からeSIM-sanのeSIMを選択。

「この回線をONにする」をタップ。

回線をオンしたら、上部にある「モバイル通信」をタップして、SIM一覧に戻ります。

eSIM-sanのeSIMがオンになっていることを確認し、もう一度eSIM-sanのeSIMをタップ。

「データローミング」のボタンが表示されるので、これをONします。

このような状態になればOKです。

台湾到着前はモバイルデータ通信を主回線に設定していると思うので、台湾到着後は「モバイルデータ通信」の項目でeSIM-sanを選択します。
まずは「モバイルデータ通信」を選択。

主回線が選択されている時は、eSIM-sanを選択してください。

「モバイルデータ通信の切替を許可」はオフの状態にしておくことをおすすめします。

台湾でeSIM-sanを利用する時は、eSIM-sanの回線とデータローミングをONにした上で、「モバイルデータ通信」の項目でeSIM-sanが選択されていればOKです。
デフォルトの音声回線については、主回線を選択する形で問題ありませんが、お使いの主回線のプランによって国際電話を受けると料金がかかるケースが高いので、電話は基本的にLINEやFaceTimeなどを使う方がおすすめです。
また、主回線のデータローミングを使いたくない場合は、設定画面でオフにすることを忘れないようにしてください。
繋がらない時のチェックポイント
- eSIM-sanのeSIM回線がONになっているか?
- データローミングがONになっているか?
- モバイル通信データでeSIM-sanが選択されているか?
これらの点をチェックすれば、問題なくネットが使えるはずですが、eSIM-sanはサポート体制が整っているので、わからないことがあれば問い合わせをしてみてください。
総評:eSIMをはじめて使う人におすすめ
公式サイトの親しみやすさ&わかりやすさ、マニュアルの充実度、価格の安さ、サポート体制の総合面で、はじめてeSIMを利用する人にeSIM-sanをおすすめすることができます。
また、総合的にコスパのバランスが良く、お得感があります。
台湾旅行用のeSIMを探している時は、eSIM-sanをぜひ検討してみてください。