“湿布入りコーラ味”と形容される台湾の黒松沙士。
ルートビアに類似した黒松沙士は好き嫌いが分かれる飲み物ですが、「なんかハマる…」という人も意外と多い独特な”沼”があります。
この記事では、“台湾コーラ”の黒松沙士について紹介します。
台湾の黒松沙士とは?
黒松沙士は、台湾の黒松股份有限公司が製造&販売する炭酸飲料です。
黒松沙士の読み方と発音
黒松沙士の発音はHēi sōng shā shì。
台湾らしい読み方をすると、ヘイソンサースーになります。
英語では、HeySong Sarsaparillaと表記されます。
黒松公司と黒松沙士の歴史
黒松股份有限公司の創業者は張文杞さんで、1925年に立ち上げた進馨商會が同社のはじまりになります。
元々、創業初期から黒松汽水としてソーダ飲料を販売していた企業で、1950年に黒松沙士を販売開始します。
黒松股份有限公司は黒松沙士以外にも、黒松汽水や各種ソフトドリンク、酒類の販売もしている台湾で有名な飲料メーカーとして知られています。
“台湾コーラ”の特徴は何?
黒松沙士はSarsaparilla(サルサパリラ)のエキスが使われているところが最大の特徴です。
黒松沙士はどんな味?まずい?
黒松沙士の味はルートビールによく似ています。
ただ、一般的なルートビアよりもハーブの味が強めという印象です。
例えば、A&Wのルートビールや東南アジアで親しまれているSarsiと比較すると、よりガッツリとしたハーブ感があります。
ルートビアの味が好きであれば問題なく飲むことができますが、普通のコーラの味が好きな人は苦手に感じることの方が多いかもしれません。
クセになる味という人も多い飲み物で、私は好きな飲み物です。
ヘイソンサースーはどこで売ってる?
台湾の場合
台湾では自販機、コンビニ、スーパーなど、色々な場所で販売されています。
缶入りとペットボトル商品があり、245ml入りの小容量から2リットル入りの大容量までサイズを選ぶことが可能です。
245ml入りの缶商品は、ミニサイズでかわいいです。
日本の場合
- カルディ
- ドンキホーテ
- アマゾン
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
…などで販売されています。
カルディではオンラインショップでも購入できますが、ドンキホーテは全部の店舗で取り扱いがないかもしれません。
以上、台湾で愛される黒松沙士(ヘイソンサースー)についての紹介でした!