2017年、台湾人の友人から「今、台湾で人気だよ!」「美味しいよ!」とすすめられて食べてみたKeya Jam。
この記事ではKeya Jamの魅力について紹介します。
「台湾のジャムの達人」の柯亞
イギリスや日本など世界での受賞歴もあり、台湾のメディアに「果醬達人(ジャムの達人)」として報道されることがある柯亞(Keya)さん。
ジャムや果物に関わる本の出版もしている柯亞さんが手がけるジャムがKeya Jamです。
元出版会社勤務というキャリアを持つ柯亞さんですが、なぜジャムの世界に飛び込むことになったのか?
ジャムとの出合い&モノ作りに対する考え方について、実際に会ってお話しを伺ってきたので、気になる人は下記をチェックしてみてください。
残業続きの社会人生活
出版社で忙しい日々を過ごしていた社会人時代。
残業が多くほぼ徹夜になることもあり、完全にオーバーワークの毎日でした。
ある日、当然体が悲鳴を上げ、限界にまで達してしまいました。
仕事の忙しさやストレスは異変として体にあらわれ、その症状に悩まされることになりました。
手作りジャムとの出合い
体調を崩した柯亞さんは仕事を辞め、療養のため実家に戻ります。
療養中、たまたまネットで見かけたジャムのレシピに興味を持ち、ジャム作りをはじめました。
はじめてのジャム作りは失敗に終わってしまいましたが、ジャム作りの面白さにすっかり魅了され、
「もっと自分でジャムを作ってみよう!」
…と柯亞さんの研究心に火がつきます。
研究の日々
失敗の連続だったジャム作り。
どんな果物を使って、どんな組み合わせで作れば美味しく作ることができるのか、失敗を重ねながら自分なりに改良を加えていきます。
厳選した素材を使い本当に良いモノを作る
最高のジャムを作るために最高の果物や素材を使う
…というこだわりを持ち、厳選した素材のみを使ったジャム作りに没頭します。
研究心と探究心
台湾中を巡りジャム作りに活かせる果物を探し、日本やヨーロッパの果物についても研究を進めます。
果物だけに留まらず、砂糖、はちみつ、お酒、花、茶葉、ハーブ・スパイス、ナッツ、乳製品、塩、酢に関わる知識も身につけ、それらは全てジャム作りに反映されています。
この素材とこの素材をこの分量で組み合わせればベストなハーモニーを生み出すことができる
…そんな最高のレシピに到達するまでに何度も試行錯誤を重ね、改良を加えていきました。
台湾の味を世界に伝えたい!という情熱
純粋に最高のジャムを作り、ジャムを通じて台湾の風土や味を世界に伝えたい!
….これが柯亞さんの情熱の根底にある思いです。
ジャムの種類は様々!
Keya Jamには、日本では珍しい果物を使ったジャムがたくさんあります。
ここでは、いくつかのジャムをピックアップして紹介します。
オレンジマーマレードwithウィスキー
ウィスキーを加えたオレンジマーマレードジャム。
受賞歴のある商品になります。
ちょっと大人味のオレンジマーマレードです。
グアバジャム
台湾でよく食べられているグアバを使ったグアバジャム。
ストロベリージャム
ジャムの定番、ストロベリージャム。
ストロベリー・パッションフルーツジャム
ストロベリー・パッションフルーツジャム。
オレンジフラワーウォーター入りマーマレードジャム
オレンジフラワーウォーター入りのマーマレードジャム。
マンゴー・パイナップル・パッションフルーツジャム
マンゴー、パイナップル、パッションフルーツが入った台湾フルーツ満載のジャム。
トロピカルな味がするジャムになります。
ジャムの使い方は色々!
柯亞さんのジャムは単純にパンに塗るだけではなく、色々な使い方ができます。
紅茶に入れる
酸味のあるジャムは、ロシアンティーのように紅茶に入れると美味しいです。
上記画像はマンゴー・レモンピールジャムになります。
スパークリングウォーターに入れる
炭酸水にジャム、そしてお好みでミントの葉を添えると、清涼感たっぷりのドリンクが作れます。
アイスクリームやヨーグルトと一緒に
アイスクリームやヨーグルトにはどのジャムも相性抜群です。
料理のソース作りに
酸味のあるジャムはワインと合わせて肉料理のソース作りや手作りドレッシングの材料として使うこともできます。
柯亞さんによると、レモンクリームのジャムはシーフード料理とも相性が良いそうです。
Keya Jamの購入方法
現状は柯亞さんが直売という形ではなく、限られた小売店での販売となっています。
上下游市集
住所:台中市西區五權西二街100號
台中にあるお店で、Keya Jamは実店舗で購入できるほか、オンラインショップでも買うことができます。
実店舗で購入する場合には、常に全てのジャムの在庫があるとは限らないので、「これが欲しい!」と特定のものを購入したい場合は事前にお店に問い合わせをした方が確実です。
オンラインの場合は下記のボタンからお店のウェブサイトに行くことができます。
まとめ
ジャム関連の仕事で日本を訪れることも少なくない柯亞さん。
今後、どんどん日本の方に柯亞さんのジャムを知ってもらう機会が増えていくように思います。
以上、台湾のKeya Jamについての紹介でした!