失敗?それとも成功?海外転職した私のストーリーを本音で語ってみる

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海外転職を考えている人は…

「海外転職した人は具体的にどんなプロセスを経て海外に出たの?」

「失敗したらどうしよう…」

…という疑問や不安を抱えていませんか?

私も海外転職する前はわからないことだらけだったので、海外で働いている先輩の話を聞いたり、体験者の話をネットで検索したり、不明点を一つ一つクリアにしながら転職活動を進めていきました。

海外で働くようになるまでの道のりや働き方は人により千差万別で、それぞれのストーリーがありますが、この記事では私自身が歩んできた海外転職ストーリーについてご紹介します。

こんなケースもあるんだな…という参考にしてもらえたら嬉しいです。

まずは日本で就職を選択

海外で働くことを考えた時に…

  • 新卒で海外で働く?
  • 日本で働いてから海外転職する?

まずはこんな疑問が湧いてくるかもしれません。

非常に色々なパターンがありますが、

  1. 海外の大学を卒業→現地で就職
  2. 日本の大学を卒業→日本で就職→海外転職
  3. 日本の大学を卒業→日本で就職→駐在員として海外勤務
  4. 日本の大学を卒業→海外に新卒で就職

こんなパターンが考えられます。

高校生の頃の私は①のパターンが良いなと思っていたのですが、親の反対や経済的な問題もあり、日本の大学に進学しました。

補足

海外の労働ビザ取得を考慮した時に学位(degree)以上を持っているということが一つのポイントになるので、ここでは4大卒を前提にしています。

私が「日本で就職→海外転職」の道を選んだ理由

大学卒業後、すぐにでも海外で働きたいと思っていましたが、私が選んだ道は②の日本で就職してから海外転職というコースです。

最大の理由は…

  • いきなり海外に行って自分を売り込むだけのスキルや経験がなかった
  • 日本での社会人経験は後で役立つと感じた

この2つです。

在学中に欧米の大学に交換留学。その後、海外インターンシップをして、日本に帰ってきた後に、新卒として就職活動をはじめました。

総合職へのこだわり

当時、少しでも早く海外で通用ようなスキルを得たり、経験を積みたいと考えていたため、「絶対に総合職で就職したい!」とこだわっていました。

そのため、総合職のみに絞り就職活動を続け、実際に総合職として入社しました。

今思うと、総合職と一般職という考え方は日本独特のものであって、海外転職する際の面接では正社員(Full time)であったか聞かれただけだったので、そこまで総合職にこだわる必要はなかったと思います。

日本でどんな仕事を担当し、どのような経験を積み、どんな業績をあげたのか、論理的にアピールすることができれば、雇用形態はどれほど重要ではないように感じました。

退職、そして念願の海外転職へ踏み出す

日本で就職をしたものの、やはり目標は海外。

日本で数年間働いた後、海外に飛び出すことになります。

もちろん、まだ経験不足ということは認識していましたが、

「それでもチャレンジしてみたい」

こんな気持ちを抑えられなくなっていました。

職場のメンターとも言える先輩にこっそり相談したところ…

「もう少しここで頑張って、研修生や駐在員として会社から海外に派遣された方がいい」

「頑張れば、将来、駐在員という道もある」

…と会社に留まるように説得されました。

その方が安定していて、ずっと良い選択肢だということはわかっていました。(その先輩は後に海外駐在員として海外に派遣されました。)

当時勤めていた会社には少ないながらも女性の海外駐在員がいたため、女性であっても海外駐在員になれる可能性はゼロではありませんでした。

でも、自分が働きたい国に行ける保証はなく、いつ海外に行くことができるのか、そもそも研修生や駐在員になることができるのかさえ、未知の世界です。

「やっぱり待てない」

そう思った私は、日本で働きながら転職活動を開始しました。

日本での総合職のポジションを手放すことに、一切躊躇することはありませんでした。

今思うと、「大胆な選択をしたな」と思うところもありますが、安定を求めるよりも目標を実現するワクワク感の方が優っている状態でした。

海外転職活動のためにしたこと

すぐにでも海外に行って、現地で転職活動を行いたかったものの、それはリスクが高すぎると感じ、日本で仕事をしながら転職活動をする方法を模索しました。

以下に、内定をもらうまでに行ったことや採用までの流れについて紹介します。

①履歴書(CV)・カバーレターの作成

日本語と英語の履歴書と英文カバーレターを作成しました。

英語版は複数のネイティブの友達に隅々までチェックしてもらいました。

書類選考で重要な書類となるため、何度も校正を重ねました。

②転職エージェントに登録

パソナなど、複数の大手の転職エージェントに登録しました。

複数のエージェントに登録した結果、色々やりとりをする中で、自分に合うエージェントと合わないエージェントがわかるようになりました。

例えば、以下のような特徴がありました。

エージェントA

専属の担当者が付き、希望に沿った業界、業務、職種をピンポイントで紹介してくれる。

エージェントB

複数の担当者が、色々な業界や業種、職種の仕事を次々に紹介してくれる。

私に合っていたのはエージェントA社でした。

ポイント

最終的には、コンサルタント(担当者)との相性も重要になるため、どのエージェントが良いとは一概には言えません。複数登録してみて、自分に合うエージェントやキャリアコンサルタントを選ぶ方法がおすすめです。

③面接のセッティング依頼

エージェントA社から、こちらの要望にぴったりマッチする求人案件の連絡が来たため、面接をセッティングしてもらうように依頼しました。

面接はスカイプではなく、現地で受けることが必須となっていました。

たった1社のために、海外で面接を受けることは少しリスクが大きいと感じたので、エージェントA社に依頼して、他の会社の面接もアレンジしてもらいました。

④現地で面接を受ける

面接の日程が決まったら、次は現地で面接を受けます。

飛行機を降りて、現地に着いた時の興奮は今でも忘れることができません。

現地に滞在したのは5日間程です。

この間に本命の企業の面接と、他の企業数社の面接を受けました。

⑥面接の結果待ち

いくつかの企業からは、すぐに内定の連絡をもらうことができました。

しかしながら、本命の企業からは選考中との回答だけでした。

結局、本命企業から採用結果の連絡をもらうまでに2ヶ月もかかりました…。

⑦採用連絡

採用の連絡を受けてからは、一気にバタバタ忙しくなりました。

勤めていた会社の上司に退職の申し出をして、退職準備を進める一方で、ビザの手続きなど新天地で働く準備を進めていきました。

…ここまでが海外転職するまでの流れです。

海外転職後に感じたこと

実際に海外で仕事をはじめてみると、自分の経験不足や能力の無さを痛感するシーンが多々ありました。

出張が多い仕事であったため、海外から海外に飛んで移動するという、めまぐるしい毎日を過ごしていましたが、自分の能力以上の仕事を任されることも多く、ストレスも感じていました。

覚悟はしていましたが、厳しいな…と感じたことは以下の3つの壁です。

  1. 言葉の問題
  2. 仕事の能力の問題
  3. 経験の問題

即戦力として雇用されているのに即戦力になれないもがき

転職先の直属の上司は大変忙しい人であったため、月の半分以上は出張に出て、オフィスにいないことがよくありました。

多い時では、月の3分の2以上不在ということもザラでした。

わからないことは山ほどあるのに、相談したい時に直接上司に相談できず、一人で悩む時間も多かったです。

それでも、仕事をこなさないといけないし、仕事が溜まっていく…という状態でした。

仕事の進め方を理解した後は楽になりましたが、試用期間のはじめの6ヶ月はかなり辛かったです。

海外でも残業の毎日

海外転職した企業で任される仕事の幅がグッと広がり、自分の責任がずっと大きくなりました。

また、ほぼ毎日残業をして、土日も出勤するという生活を続けていました。

海外だから定時で上がれる、仕事とプライベートをきっちり分けることができるという訳では必ずしもありません。

私自身、仕事の仕方やマネジメントに問題があったことは事実ですが、日本で働いていた時よりもずっと忙しい毎日を過ごしていました。

当時は「頑張らないと!」という一心で何も感じていませんでしたが、今思うと、この働き方は間違っていた、上司に相談してもっと上手く立ち回るべきだったと反省しています。

残業代が出ない

海外では残業代が出ない会社が多く、私が海外で転職した企業も残業代は出ませんでした。(ただし、残業して一定時刻以降に帰宅する場合は手当てとしてタクシー代が出るという会社でした。)

ローカルスタッフの中には遅くまで残業している人はいたものの、定時ぴったりに帰る人の方が多かったです。

日本で働いていた頃はきっちり残業代が出ていた上、残業時間を抑えるように会社(人事や上司)から厳しく言われていました。

転職後にかなり残業していたこともあり、残業代が出ることは有難いことなのだと実感しました…。

海外転職は成功?それとも失敗だった?

海外転職をして「日本の会社は恵まれていたな…」と感じることがあったのは事実です。

ただし、海外転職に対して後悔は一切ありません。

むしろ、若さゆえの原動力・行動力がある時に動いておいて良かったと思っています。

落ち込むことも多かった反面、毎日が刺激的であったことも事実です。

日本で働いていたら、できなかったであろう経験をたくさんすることができました。

そして、現在も海外で生活しています。

日本と海外、どちらで働く方が良い?

日本で働いていた方が良いこともたくさんあります。逆に海外でしか出来ないこともたくさんあります。

ただ、「海外で働いてみたい」という気持ちがあれば、トライしてみる価値は十分にあります。

どうせ後悔するなら、やらずに後悔するよりもやってみて後悔した方がずっと良い、ですよね?

海外転職は難しい?

自分のやりたいことを明確にして、それに向けてしっかり努力をすれば、海外就職・転職は決して難しいものではありません。

海外就職・転職に強いエージェントに登録をして、求人情報をチェックしてアンテナを張りつつ、ここぞというチャンスを逃さないようにすれば、満足の行く就職・転職活動に繋がります。

「海外就職・転職なんて難しそう…」と悩むよりも、まずは何らかのアクションを起こして一歩前に進むことから始めてみてください。

きっと、道が開けるはずです。

❤︎現地採用として働く方法についてはこちら↓↓↓

海外転職する方法

❤︎英語の勉強方法についてはこちら↓↓↓

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