引越にはお金がかかります。
台湾で賃貸で暮らしている場合、家具付きの物件が多いことから、いざ引越しようとしても日本ほど大変な作業にはなりません。
それでも、洋服や生活雑貨など、意外にも荷物が多くなって大変というケースがあります。
この記事では「荷物が多いけど、引越費用を抑えたい!」という方向けに、台北市内で引越をする際にできるだけ費用を抑える方法について紹介します。
引越前準備:荷物の量を把握する
まず把握すべきは…
どれだけの量の荷物を運び出さなければならないか
…ということです。
引越前に不要なものを思い切って処分することで、業者に依頼せずに自力で引越できるケースも出てきます。
一人暮らしの場合
家具付き物件に暮らしている場合、一人暮らしだとそれほど荷物が多くないという人がほとんどだと思います。
荷物が洋服や本、生活雑貨、炊飯器など小型の家電のみである場合には、業者を使わずに自力や友人の力を借りて運び出す方法が一番お得です。
引越先が決まったら、退去日までに少しずつ荷物を運び出しておきます。
移動距離がそれほど遠くない場合はタクシーを利用して、一気に運び出しても良いと思います。
二人暮らし以上・荷物が多い一人暮らし
重たい家電や大きな家具があったり、荷物が多い場合は業者の利用を検討することになります。
私は当初、業者を利用せず、夫の友人の車で全て運び出すつもりでいましたが、荷物に大きめのダイニングテーブルがあったことがネックになりました。
友人の車は大きめのワゴン車で、今思うとダイニングテーブルも車で運べたかもと思うところもありますが、当時は自力での引越は無理だと諦め、業者利用の検討をはじめました。
業者の選定
料金を気にせず全てお任せしたいという人は、一般の引越業者にお願いすれば対応してくれます。
私たちは出来るだけ費用を抑えたかったため、それを実現出来る業者を探すことにしました。
そこで見つけたのが、荷物を積むトラックとドライバーを提供してくれるという業者です。
つまり、
引越元から引越先まで荷物を運んでもらう
これだけのサービスです。
「セルフサービス」の引越
梱包、運び出し、荷積、新居に着いたら荷物の運び上げ、これらは全て自分たちで行います。
ほぼ、セルフサービスとも言える引越です。
料金を払えば、ドライバーが荷物の運び出しなどの作業を手伝ってくれるようですが、費用を抑えたい場合は、トラックのレンタルと運転のみを指定するとかなり安くなります。
私たちが使ったのは1.75トンのトラックだったと記憶していますが、それでもまだ空きスペースがあったので、二人暮らしの引越なら、この大きさで十分でした。
実際に使った業者
私たちが利用したのはインターネットで見つけた「小王發財車自助搬家大學社團活動公司參展網拍購物貨運物流好幫手」という業者です。
「搬家」(ban jia)、「發財車」(fa cai che)とインターネットで検索すると、同じようなサービスを提供している業者がヒットするのでチェックしてみてください。
ちなみに、台湾でよく見かける青色の軽トラは發財車と呼ばれています。
支払った引越料金
たったのNT$600でした。
料金はトラックの大きさ、移動距離により異なります。
詳細は業者に連絡をして、料金の交渉や確認をする必要があります。
まとめ
私たちの場合は移動距離約2キロというごく近場での引越だったこと、荷物がそれほど多くない引越であったということも安さに繋がっていると思いますが、正直なところ、こんなに安く引越出来るとは思っていませんでした。
同じような業者はたくさんあるため、「台北市内で安く引越がしたい!」という人は發財車を使って引越をすることを検討してみてください。
以上、台北市内で費用を抑えつつ引越しする方法についての紹介でした!