観光スポットの多い台北ですが、たまには自然溢れる環境でのんびり過ごしたいこともあります。
今回はそんな時におすすめのスポット、台北植物園について紹介します。
台北植物園ってどんなところ?

台北植物園のウェブサイトによると、台北植物園の歴史は日本による統治時代まで遡ります。
当時は林業試験所としての用途で使われていた場所ですが、1921年に植物園として改名され、台湾初の植物園が誕生しました。
研究や教育の場としての要素も強く、現在では2,000種を超える植物が育てられています。
実際に台北植物園を訪れてみて、アラビカコーヒーの木が植えられていたり、各種スパイスの木がたくさんあったり、想像以上に楽しい場所でした。

台北植物園は大きな敷地(8.2ヘクタール)であるため、ゲートが4つあります。
上の画像のものは博愛路側のゲートです。MRTの小南門駅を利用する場合は、こちらのゲートが最寄になります。

台北植物園内には、こんな緑のトンネルがあります。
心が安らぎます。
台北にある憩いの場として有名なスポットは大安森林公園です。
大安森林公園も緑溢れる良い環境であるため、早朝の散歩、ジョギングやウォーキング、日向ぼっこをするのに適した場所です。
台北植物園は大安森林公園と比較すると、素朴感に溢れているものの、それもある意味、良い味を出しています。
植物好きにおすすめ
きっちり手入れがされていない部分が少し目立つものの、植物好きな方は見ていて面白い場所だと思います。
コーヒーの木や各種スパイス、稲、サトウキビ、パンダンなど、色々な植物があります。

こちらは多肉植物のコーナー。

この花は蝶豆花(butterfly pea flower・バタフライ ピー フラワー)と呼ばれています。
「インスタ映えする!」と台湾で流行っているカラフルなドリンクには、この蝶豆花が使われていることが多いです。
この花はハーブティーとして飲んだり、デザート作りや料理に色々使えるので、いつか自宅で育ててみたいなと常々思っています。
タイではアンチャンと呼ばれているそうです。
アントシアニンが豊富で、抗酸化作用があることから、健康にも美容にも良いということで注目を集めている花です。

迷彩服を着て、至近距離で鳥の撮影をしている方もいました。

台北植物園は蓮の花を見るために訪れる方も多いスポットですが、私が訪れた時は蓮の花のシーズンが終わっていたため、見ることができませんでした。
オフシーズンでも、望遠レンズで池の撮影している方がちらほらいます。
蓮のシーズンに訪れることができれば、是非蓮の鑑賞を堪能してみてください。
台北植物園のロケーション
住所:台北市中正區南海路53號
MRTでアクセスする場合は、小南門駅が最寄駅になります。
3番出口を利用して博愛路に沿って歩いていくと、台北植物園にたどり着きます。
バスでもアクセスすることが可能です。
植物園駅、三元街口駅、建國中學(歷史博物館)駅などからアクセスすることができます。
詳しくは台北植物園のウェブサイトに掲載されています。
付近にあるまったりできるカフェ

延平南路付近にあるゲートを出て少し歩くと、素敵なカフェがあります。

落ち着いた雰囲気で、ほっこりすることができる場所です。
まとめ
観光客の方だけではなく、台北在住の方にもおすすめできるスポットです。
台北植物園は台北内政部移民署の近くにあるため、居留証の手続きをする際などに訪れてみると良いかもしれません。
♥ウォーキングを楽しみたい場合には大安森林公園がおすすめです↓↓↓