2021年1月中旬、クアラルンプールのTaman TunkuにオープンしたプレミアムスーパーマーケットのQra。
オーガニックやプラントベースの商品をはじめ、海外およびマレーシアローカルの選りすぐりのアイテムが揃っているお買い物スポットです。
この記事ではQraの詳細についてご紹介します。
目次
Qraの1号店があるThe Stories of Taman Tunku

Qraの1号店がオープンした場所はクアラルンプールのThe Stories of Taman Tunku。
近年再開発が進んでいるエリアになります。

The Stories of Taman TunkuにあるKenny Hills Bakers。
ペイストリーやオーガニックのパンが人気のベーカリー&カフェで、週末に行くと、いつもすごい行列ができています。
❤︎Kenny Hills Bakersの詳細はこちら↓↓↓
良いモノを厳選した地域密着型のQra

Qraを立ち上げたのは、B.I.G.(Ben’s Independent Grocer)の創業者の一人であるDavid Tsengさん。
QraにはどこかB.I.G.(Ben’s Independent Grocer)を思わせるエッセンスがありつつ、Qraならではの独自のコンセプトや雰囲気があります。
どちらもプレミアムスーパーであり、欧米で流行っている人気のモノやマレーシアローカルの良いモノが豊富に揃っていますが、Qraはコミュニティベースのスーパーという雰囲気が強く、ほかの高級スーパーと比較してアットホーム感が漂っているように感じています。
Taman TunkuにあるQraのイメージを簡単に表すと…
良いものをセレクトしている地域密着型のお店
…です。
実際に、Qra @ The Storiesの店舗はこじんまりとしていて、ショッピングモールに入っているような大規模なスーパーとは異なります。
(The LINCやIPC、PublikaにあるB.I.G.の規模感や品揃えの豊富さを期待して行くと、少しガッカリしてしまうケースがあるかもしれないので、あくまでも地域密着型のお買い物スポットと捉えて行くと良いと思います。Plaza BataiにあるB.I.G.の規模感に似ています。)
また、入口にいるセキュリティーの人から店員さんまで、親切&対応が良く、小さな点にもパッと気づいてくれたり、声かけしてくれたり、こんな点もアットホームさを感じている点です。
店舗数拡大の計画も
1号店に続き、複数の店舗を新たにオープンする計画があり、2号店はクアラルンプールのDamansara Heightsにオープンすることが決定しています。
2店舗目のオープン予定は2021年4月頃。
Damansara Heightsの店舗はTaman Tunkuの店舗より規模が大きくなるそうなので、Taman Tunkuの店舗とはまた違ったスケール感&雰囲気になるかもしれません。
Qraの店内&販売しているアイテム
生鮮野菜、肉&魚介類、乳製品、飲料、スナック菓子、シリアル類、麺類、穀物など、基本的なものが揃っています。
お店の奥には日用品を販売するコーナーやノンハラールコーナーがあります。
ドリンク&軽食コーナー

Qra @ The Storiesの入口近くにあるドリンクなどを販売するコーナー。

同じエリアでパンやクッキー、ケーキなど軽食の販売もしています。

ドリンクメニュー。
コーヒードリンクから、紅茶やハーブティー、抹茶ラテやほうじ茶ラテなどお茶を使ったメニューもあります。
抹茶ラテなど緑茶系メニューはNiko Neko Matchaの商品を使ったものになり、抹茶ラテは美味しいです。
B.I.G.と比較するとドリンクの価格が高く、一般的なカフェと同じ水準の価格設定になっています。

カートにはテイクアウトしたドリンクを置くスペースもあります。

オーツ麦入りのチョコチップクッキー。

ホロホロ&サクサクのクランブル。

Nasi Lemakもあります。
ご飯にキヌアが混ぜ込まれていて、普通のNasi Lemakとは一味違います。

サワー種を使ったパンも販売されています。
ただ、パンを購入するなら、近くにあるKenny Hills Bakersの方がおすすめです。
海外の商品もローカルの商品も豊富

アーモンドミルクやオートミルクなどの植物性ミルクの商品も色々なブランドのものが揃っています。
❤︎植物性ミルクの詳細はこちら↓↓↓

マレーシアローカルブランドのamazin’ graze。
ユニークなナッツ商品は小腹が空いた時のスナックとしておすすめです。
❤︎amazin’ grazeの詳細はこちら↓↓↓

発酵食品のTempeh(テンペ)。
上記はWendee’s Tempehというブランドの商品で、食べやすく美味しいです。
❤︎Wendee’s Tempehの詳細はこちら↓↓↓
欲しいものを好きなだけ!量り売りのコーナー

穀物やナッツ類の量り売りのコーナー。
欲しい商品を計量器にのせて、バーコードを発行、レジで精算します。

オーガニックのひよこ豆、レンズ豆、あずき、ムング豆、キドニービーンズ、大豆、黒豆などのほか、カシューナッツやクルミなどの各種ナッツ類も揃っています。
欲しいものを欲しいだけ、購入することができます。

お米の量り売りもしています。
ジャポニカ米、バスマティライス、オーガニックの玄米などがあります。

既に瓶詰めされた商品もあります。

麺類。

左上から時計回りにほうれん草、カボチャ、ターメリック、ビートルートを練り込んだ麺になります。
ほうれん草、カボチャ、ビートルートの麺は、茹でた時に素材自体の味があまり強く感じられませんが、ターメリックを使った麺は割と強いターメリックの香りと味があります。
個人的にはターメリックの麺が一番美味しいと感じています。
Qraで買うべきこれはおすすめというアイテム
良い商品がたくさんあるので、おすすめを選ぶことは難しいものがありますが、私の個人的なおすすめを紹介します。
フレッシュグラインドのピーナッツバター&アーモンドバター

Qraではお店でグラインドされた新鮮なビーナッツバターが販売されています。
上記画像の中央にある機械はピーナッツをグラインドするものになります。
ピーナッツバターの粒度はスムース、ミディアム、チャンクから選ぶことができるようになっています。

価格も手頃です。
作られた日付がラベルに記載されているので、新鮮なものかどうかを確認することができます。

Qraのピーナッツバター(Smooth)。
スーパーに並んでいる一般的なスムースタイプのピーナッツバターと比較すると、Qraのピーナッツバターは若干ピーナッツのチャンク感がありますが、ナチュラルなテイストで美味しいです。
また、甘さも控えめな点が気に入っています。

アーモンドバターもあります。
ピーナッツバターとは異なる香ばしい香りを持つアーモンドバターも美味しいです。
アーモンドバターもピーナッツバターと同じようにお店でグラインドされた新鮮なものになります。
Cultiveatの新鮮な野菜

生鮮野菜のコーナーで販売されているフレッシュなレタス類。
持続可能な農業&エコフレンドリーをコンセプトにしたCultiveatというマレーシアのローカル企業が手がける野菜で、土壌で育てる伝統的な農法ではなく、テクノロジーを活用し、水と光を調整をして屋内で育てた農薬なし、化学物質なし、遺伝子組み換えなしの野菜になります。

カートリッジに入った状態で販売されています。

一般的なスーパーで販売されているレタス類とは一線を画すものがあり、新鮮な葉が持つ柔らかさと自然な甘みを感じることができます。
カートリッジがついた状態ではなく、既にパック詰めされた商品も販売されていますが、カートリッジつきの商品をおすすめします。
Qraのロケーション
住所:Lot E1, E2 & F2, Persiaran Taman Tunku, Bukit Tunku, 50480 Kuala Lumpur
付近にバス停がありますが、アクセスは車利用をおすすめします。

駐車スペースは割と多くあるように見えるものの、Kenny Hills Bakersを利用するお客さんが多いためか週末は混み合っています。
Qraの目の前や奥にも駐車スペースがあり、こちらの方が空いていることが多いので、駐車スペースが見つからない時はぐるっとまわってみると空きスペースが見つかることがあるかもしれません。
まとめ
日用品をはじめ、アイテムによってはほかのスーパーの方が品揃えが良いものもあったり、海外の輸入品についてはB.I.Gのほか、Village GrocerやJaya Grocerでも取り扱っているものが多いので、Qraが一番良い!というわけではないものの、楽しくお買い物できる場所です。
また、Taman Tunkuの店舗はこじんまりしているので、どこかホッとするそんな雰囲気も良いな…感じている点です。
オーガニック商品や健康志向のアイテムが好き…という人には楽しむことができる場所だと思います。
以上、クアラルンプールに誕生した新しいお買い物スポットのQraについての紹介でした!
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