鼻がグズグズする時に便利なInhaler(インヘラー)。
鼻でにおいを嗅いで使うことからNasal Inhalerと呼ばれることもあります。
この記事ではマレーシアで購入できるインヘラーについて紹介します。
マレーシアで販売されているインヘラー
マレーシアのドラッグストアでよく見かけるインヘラーは、
- SIANG PURE
- VICKS
- HURIX’S
ほかにも複数のブランドからインヘラーが販売されていますが、どのドラッグストアにも大抵置いてあるものが上記3つのインヘラーになります。
以下にそれぞれの特徴について簡単に紹介します。
SIANG PURE(上標油雙料薄荷鼻通)
タイブランドの上標油(Siang Pure Oil)のインヘラー。
メントール、樟脳、ペパーミントオイル、ボルネオール、ユーカリプタスオイルなどが使われています。
上標油(Siang Pure Oil)のインヘラーは、上記画像のように分解することができます。
SIANG PUREの他商品との比較
上標油(Siang Pure Oil)ブランドを代表する看板商品はオイル。
私自身、普段から上標油のFormula I(レッド)シリーズを愛用しているので、インヘラーとFormula Iのオイルがどう違うのか?という点について簡単に紹介します。
Formula Iのオイルにはメントール、ペパーミントオイル、樟脳のほか、クローブオイルやシナモンオイルが使われていて、Siang Pureのインヘラーとは異なる香りがします。
インヘラーはちょっとした甘さを持つ香りがあり、ここがFormula Iとは異なると感じている点です。
オイル自体の刺激という点においては、Formula Iの方が上です。
Formula Iのオイルはヒリヒリしますが、インヘラーに使われているオイルはそこまで刺激を感じません。
以下で紹介するVICKSとHURIX’Sのインヘラーは香りの系統が似ているものの、Siang Pureのインヘラーはスースーする香りの中に独特の甘みを持つユニークな商品になっています。
VICKS(ヴィックス)
スッとする清涼感が強く、今回紹介するインヘラー商品の中で最もクセがない香りを持つVICKS(ヴィックス)。
マレーシアで販売されているVICKSのインヘラーはインド産(Made in India)で、商品に記載されている成分は「Menthol 197 mg, Camphor 197 mg」。
VICKSのインヘラー商品でも製造国や販売国によってメントールやカンファーに加え、添加物としてMethyl SalicylateやFir Needle Oil Siberianが含まれていると明記しているものもあります。
私がマレーシアで購入した商品の成分表記はメントール(Menthol)と樟脳(Camphor)のみです。(そのほかの添加物があるのかどうかは明記されていないのでわかりません…。)
HURIX’S
マレーシアのローカルブランドであるHURIX’S。
生薬を活用した薬を手がけているJIN BIN Corporation(仁敏)という企業のブランドで、HURIX’SのインヘラーにはRadix Angelica Dahurica(白芷・びゃくし)などハーブが使われていることが特徴です。
スッとする感じはVICKSに似ているものの、VICKSとは異なる清涼感があります。
インヘラーの販売場所と価格
上記で紹介した商品はWatsonsやguardiansなどマレーシアにあるドラッグストアで購入できます。
プロモーションをしていることがよくあるので価格はその時々によって異なりますが、どれも日本円で数百円程度(120円〜210円程度)で購入できます。
Eagle Brandのインヘラーを販売しているお店もあります。
メンソレータムのインヘラーもあります。
まとめ
インヘラーはクセになる爽快感があり気がつくと多用していることがあるので、使い過ぎないように注意していますが、ぱぱっと気分転換したい時に便利なアイテムです。
海外だけではなく、日本でもアマゾンや楽天市場経由で購入できるアイテムがたくさんあるので、気になるものがあれば試してみてください。
以上、マレーシアで購入するインヘラー(ヤードム)についての紹介でした!