赤やオレンジなど珍しい色のドリアンがあるボルネオ島。
この記事ではサバ州の“野生ドリアン”について紹介します。
目次
サバ州の野生ドリアン(Durio graveolens)
マレーシアをはじめ市場に流通しているドリアンのほとんどはDurio zibethinusという種になりますが、ボルネオ島にはDurio graveolensという種の“野生ドリアン”があります。
Durio graveolensは基本的に原種の野生のもので、品質改良されたものが多いDurio zibethinusのドリアンと比較すると、サイズが小さく果実の可食部分も小さめです。
手の平サイズで、ミニチュアドリアンのような可愛らしさがあります。
Durian Sukang(赤色のドリアン)
サバ州にある野生ドリアンのなかで、最も目を惹く赤いドリアン。
マレー語でDurian Sukangと呼ばれるドリアンで、ショッキングピンクにも見える鮮やかな色合いが特徴のドリアンになります。
赤い見た目をしているDurian Sukangは、マレー語で赤を意味するMerah(メラ)という言葉を使い、Durian Merahと呼ばれることもあります。
Durian Dalit(オレンジ色のドリアン)
オレンジ色のドリアンのDurian Dalit。
Durio zibethinusのドリアンにレッドプローン(マレー語でUdang Merah、中国語で紅蝦)と呼ばれるオレンジ色のドリアン品種がありますが、Durian Dalitはレッドプローンとは異なる風味を持ちます。
クリーミーで滑らかな食感が特徴です。
Durian Simpor(黄色のドリアン)
黄色のドリアンのDurian Simpor。
Durian Simporも滑らかな食感で、美味しいです。
まとめ:サバで食べるべき野生ドリアン
マレー半島ではなかなか目にしないDurio graveolensのドリアン。
ドリアンが旬の時期にサバを訪れる機会があれば、ぜひ食べてみてください。
以上、サバの野生ドリアンについての紹介でした!