マレーシアのパン屋さんで定番のCoffee Bun(コーヒーバン)。
コーヒーの香りがふっと鼻に抜ける美味しいパンです。
この記事では、マレーシアのRotiboy(ロティボーイ)のコーヒーバンについて紹介します。
目次
マレーシアのコーヒーバンとは?
表面はサクサク、バターを織り込んだ内側は、ふわふわ食感という特徴を持つCoffee Bun(コーヒーバン)。
街のパン屋さんで販売していることが多いマレーシア定番パンの1つで、1個あたり日本円で100円程度で購入することができます。
メキシカンコーヒーバンと呼ばれることも
Mexican Coffee Bun(メキシカンコーヒーバン)と呼ばれることもあるコーヒーバン。
メキシコという言葉が使われているのは、コーヒーバンの元となるものがメキシコ発祥のConcha(コンチャ)であると考えられるためです。
Conchaはスペイン語で貝殻を意味し、その名の通り、貝殻に似た形状をしたパンになります。
香港の墨西哥包(メキシコバン)も、コンチャが原型になっていると言われています。
マレーシア・コーヒーバンの元祖!Rotiboy
今でこそ、マレーシアの様々なベーカリーでコーヒーバンが販売されているものの、コーヒーバンの元祖と言われるのは、Rotiboy(ロティボーイ)。
1998年にペナン州のBukit Mertajamで創業した企業が手がけるブランドになります。
2001年に本拠地をクアラルンプールに移し、フランチャイズ化を進め、クアラルンプール近郊都市に多くの店舗をかまえて営業しています。
また、シンガポールやインドネシアなどの海外市場にも進出しています。
Rotiboy(ロティボーイ)の商品バラエティ
Rotiboy(ロティボーイ)には、
- Rotiboy(ロティボーイ)
- Buttermilkboy(バターミルクボーイ)
- Mochaboy(モカボーイ)
- Cheeseboy(チーズボーイ)
…というメニューがあります。
以前は、ドリアンを使ったDurianboy(ドリアンボーイ)が販売されていたこともあります。
1. ロティボーイ
看板メニューのRotiboy(ロティボーイ)。
Rotiboyのお店で「ロティボーイください」と言うと出てくる商品がコーヒーバンで、Rotiboyがコーヒーバンの代名詞になっています。
日本のメロンパンと比較して、表面の生地は薄めですが、程良いサクサク感があります。
パンを割ると、中心部に練り込まれたバターがジュッと出てきます。
香港のメロンパンである菠蘿包や菠蘿油を食べたことがある人は、「どんな違いがあるの?」と疑問に感じるかもしれません。
厚みのあるバターをそのままバンズに挟み込んだ菠蘿油と比較すると、Rotiboy(ロティボーイ)のコーヒーバンはもっと軽いテイストです。
コーヒーの風味を邪魔しない程度のバターが使われていて、バターの塩気と砂糖の甘み、そしてコーヒーの香り、これらが絶妙なバランスで成り立っています。
2. バターミルクボーイ
Buttermilboy(バターミルクボーイ)。
なかのフィリングはコーヒーバンと同じです。
3. モカボーイ
Mochaboy(モカボーイ)。
チョコレートがなかに入っています。
4. チーズボーイ
Cheeseboy(チーズボーイ)。
チーズ入りのパンになります。
ロティボーイの店舗ロケーション
色々な場所にお店がありますが、クアラルンプールのショッピングモールにある店舗利用が便利です。
例えば、
- Suria KLCC
- Pavilion KL
- Lalaport BBCC
- SOGO KL
スリアKLCCにある店舗
クアラルンプールを訪れる旅行者が足を運ぶことが多いショッピングモールは、Suria KLCC。
コンコースフロアに店舗があります。
パビリオンKLにある店舗
パビリオンKLのフードコートと同じエリアにも、ロティボーイの店舗があります。
BBCCららぽーとにある店舗
ロティボーイのなかでおすすめの店舗は、BBCC(ブキッビンタン シティセンター)のららぽーとにあるRotiboy。
少しだけですが、イートインスペースがあるので、購入したパンをカフェスペースで座って食べることができます。
また、カフェラテなどのドリンクも注文することができます。
住所:Unit LG1-FH34, Level Lower Ground One, Mitsui Shopping Park LaLaport, 2, Jln Hang Tuah, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur
Pasar Seni駅にある店舗
ショッピングモールではありませんが、Pasar Seni駅など一部のLRTの駅にも、ロティボーイの店舗があります。
Pasar Seni駅はチャイナタウンやセントラルマーケットの最寄駅で、旅行者の人も利用することが多い公共交通機関の駅になります。
まとめ
コーヒーバンは、日本のメロンパンとは異なるものの、どこか似た点もあり、メロンパンが好きな人は、コーヒーバンの沼にハマること間違いなしです。
マレーシアでは、非常に一般的なパンで、色々なベーカリーで購入することができますが、Rotiboy(ロティボーイ)のコーヒーバンが一番おすすめです。
以上、マレーシアのコーヒーバンとRotiboy(ロティボーイ)についての紹介でした!