ポークジャーキーが有名な美珍香(Bee Cheng Hiang)。
シンガポールを代表するポークジャーキーのお店で、日本を含めた海外にも多数の販売拠点があります。
この記事では美珍香(Bee Cheng Hiang)の概要とマレーシアにある同店の詳細ついて紹介します。
シンガポールで創業した美珍香(Bee Cheng Hiang)
創業1933年。
シンガポールで創業した美珍香(Bee Cheng Hiang)は、90年近い歴史を持ちます。
創業者はTeo Swee Eeさん。
肉干(バクワ)と呼ばれるポークジャーキー(バーベキューポーク)が有名なお店です。
チャイナタウンで路上販売から開始
中国からの移民であった創業者のTeo Swee Eeさん。
自家製ポークジャーキーをシンガポールのチャイナタウンで路上販売したことがはじまりになります。
Teo Swee Eeさんのポークジャーキーは次第に人気を集め、1945年にはシンガポールのRochor Roadに初の店舗をオープン。
今では370以上の店舗を展開しています。
世界展開する美珍香(Bee Cheng Hiang)
シンガポールのほか、
- マレーシア
- インドネシア
- フィリピン
- 日本
- 中国
- マカオ
- 台湾
- 香港
- 韓国
…などでも展開しています。
美珍香が海外にオープンした海外店舗1号店はマレーシアのクアラルンプール。
1985年にオープンしています。
日本の美珍香(ビーチェンヒャン)
美珍香(Bee Cheng Hiang)の日本進出は2016年。
銀座に店舗があります。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目6−9
美珍香の読み方
美珍香のアルファベット表記はBee Cheng Hiang。
美珍香を標準中国語で発音すると、Měizhēnxiāng(メイジェンシャン)になりますが、アルファベット表記のBee Cheng Hiang(ビーチェンヒャン)は、福建語の発音に基づくものになります。
美珍香のポークジャーキー
美珍香(Bee Cheng Hiang)のポークジャーキーは、
- 保存料なし
- 肉製品軟化剤なし
- 人工添加物なし
- 人工着色料なし
- 香料なし
- MSG(グルタミン酸ナトリウム)なし
…というこだわりと持って作られています。
また、炭火で焼き上げるという伝統の手法を今でも用いています。
人気商品は碎肉猪肉干(Minced Pork)と切片猪肉干(Sliced Pork)。
碎肉猪肉干は日本の店舗でミンチポークと呼ばれ、挽肉を使ったポークジャーキーになります。
昔ながらの伝統的な肉干(バクワ)は塊肉をスライスしたスライスポークです。
鶏肉を使った切片鸡肉干(スライスチキン)。
値札に500g、600g、1kgごとに価格が記載されていますが、1枚単位で購入することができ、重量をはかって値段を計算してくれます。
ゴールデンコインと呼ばれる丸いコインの形をしたポークジャーキーもあります。
ゴールデンコインの横にあるものは、辛い味つけをした麻辣(マーラー)シリーズになります。
美珍香(Bee Cheng Hiang)には、個装された一口サイズの商品もあります。
ちょっとだけ食べたい時に便利に便利です。
箱詰めされた商品もあります。
美珍香のミンチ・ポーク
豚挽肉を調味料で味つけして作られているミンチポーク。
スライスポークよりも柔らかい食感です。
美珍香のスライスチキン
切片鸡肉干(スライスチキン)。
「豚肉よりもほんの少しだけ淡白かな?」…という程度の違いで、豚肉を使ったバクワとほぼ同じテイストです。
店頭のショーケースで販売されている新鮮なポークジャーキーはあまり日持ちしませんが、日持ちするものが欲しい場合は真空パックされた商品を選ぶ方が良いかもしれません。
美珍香のミートフロス
ポークジャーキーを販売するお店では、ミートフロスの肉鬆(または肉松)を取り扱っていることが多く、美珍香(Bee Cheng Hiang)でも販売しています。
上記は量り売り用の肉鬆。
パッケージに入った肉鬆商品もあります。
肉乾、肉鬆のほか、パイナップルタルトなどのお菓子やスナック類も販売しています。
マレーシアにおけるBee Cheng Hiangの店舗情報
ここではクアラルンプールにある美珍香(Bee Cheng Hiang)の店舗のうち、便利なロケーションにある店舗をピックアップして紹介します。
Jalan Sultan(チャイナタウン)
住所:87, Lorong Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
チャイナタウンのメインストリートのそばにあるJalan Sultan(ジャラン・スルタン)という通りにお店があります。
クアラルンプールのチャイナタウンにある美珍香(Bee Cheng Hiang)の横には、鳳凰餅家という中華菓子の老舗があり、人気のあるお店なので、一緒に立ち寄ってみても良いと思います。
Mid Valley Megamall
住所:LG Floor, 070, Mid Valley Mega Mall, Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
ショッピングモールのMid Valley Megamallに入っている店舗も便利です。
上記で紹介した店舗のほか、One Utama Shopping Centre、Publika、Sunway Pyramid、Tropicana Gardens Mallなどにも店舗があります。
まとめ
美珍香(Bee Cheng Hiang)のポークジャーキーは、マレーシアブランドのポークジャーキーと比較して価格が少し高めあるものの、味に関しては美味しい…と感じています。
ただ、もう少し価格が安いポークジャーキーが欲しい場合は、龍記(Loong Kee)や我来也(OLOIYA)というマレーシアブランドの商品を試してみても良いかもしれません。
以上、美珍香(Bee Cheng Hiang)についての紹介でした!