マラッカのニョニャクエ専門店、Baba Charlie(ババチャーリー)。
毎日お店で作られる新鮮なKuih(クエ)やスナックを求めて、連日多くのお客さんで賑わっている人気店です。
この記事では同店の詳細について紹介します。
目次
マラッカのBaba Charlie(ババチャーリー)

創業1988年。
30年以上の歴史を持つBaba Charlie(ババチャーリー)の原点はマラッカのナイトマーケット。
ナイトマーケットでKuih(クエ)やPopiah(ポピア)をはじめとするホームメイド商品を販売することからスタートし、現在の場所にお店を構えた後は店内いっぱいにお客さんが溢れる人気店として知られています。

店内ではニョニャクエやローカルスナックの製造&販売をしています。

入口のすぐ目の前に広がる製造&販売エリアに加え、さらに奥にも販売エリアがあります。

各種クエのほか、クッキーやグラマラッカ、カヤなどの販売もしています。
店内で作る新鮮なKuih(クエ)

Baba Charlie(ババチャーリー)の人気の秘密は店内で製造される新鮮なKuih(クエ)。
とりわけ、看板メニューのOndeh-Ondeh(オンデ オンデ)は行列ができる人気商品です。

Ondeh-Ondeh(オンデ オンデ)はパンダンという植物の葉を生地の色づけに使い、グラマラッカ(ココナッツパームシュガー)を生地で包み、お湯の中で湯がいた後にココナッツをまぶして作られるお団子です。
上記の画像は茹でたOndeh-Ondeh(オンデ オンデ)にココナッツをまぶしているところで、店内でKuih(クエ)の製造過程を見ることができる面白さがあります。
❤︎パンダンの詳細はこちら↓↓↓

Baba Charlie(ババチャーリー)のOndeh-Ondeh(オンデ オンデ)。
価格は10個入りでRM5.30。

こちらはKuih Dadar(クエダダー)。
Kuih Dadar(クエダダー)には、パンダンで色づけしたクレープ状の生地を使います。

緑色の生地の上に置いてあるものは、グラマラッカ(ココナッツパームシュガー)で味つけしたフレーク状のココナッツ。
これを生地でクルッと巻いて作られるお菓子がKuih Dadar(クエダダー)です。

価格は1セット(3本入り)でRM4.30。
ババチャーリーで購入できるニョニャクエとそのほかの商品

Baba Charlie(ババチャーリー)にはニョニャクエをはじめ、非常に多くのローカルスナックが揃っています。

お店の中に上記の一覧表があるので参考にしてみてください。

Kuih Kooと表記されているKuih(クエ)は紅龜粿(アンクークエ)と呼ばれる中華菓子です。
中には緑豆(ムング豆)のペーストが入っていて、生地にグリーンティーや黒ごまが使われているものもあります。
紅龜粿(アンクークエ)の横にあるものはApam Balikというココナッツパンケーキ。(上記の商品は中にドリアンが入ったものになっています。)

Kuih(クエ)は単品で購入することもできますが、詰め合わせセットもあります。
色々なKuih(クエ)を食べてみたい時に便利なセットになっています。
上記の画像の一番手前にあるセットの価格はRM3.50、奥にあるものはRM6.50。

Yam Cake(タロイモのケーキ)。
タロイモケーキは甘いお菓子ではなく、食事系のものになります。

ニョニャの粽(ちまき)であるNyonya Chang。
中には冬瓜と鶏のひき肉が入っています。

Curry Puff(カリーパフ)もあります。

各種ビスケット。
春節(旧正月)に食べる定番のビスケットが揃っています。
❤︎春節に食べるお菓子の詳細はこちら↓↓↓

パイナップルタルト。
❤︎パイナップルタルトの詳細はこちら↓↓↓

ココナッツジャムのKaya(カヤ)。
カヤの価格はRM5.50。
❤︎カヤの詳細はこちら↓↓↓

サンバルソースもあります。

Gula Melaka(グラマラッカ)。

Dodol(ドドル)。
ババチャーリーで販売されているお土産アイテム

フードコンテナのTiffin Carrier(ティフィンキャリア)。
プラナカンの女性(ニョニャ)やニョニャクエが描かれています。

ハンドメイドのミニバスケット。
上記のミニバスケットはSia Basketというニョニャクエを入れたりして使う伝統バスケットがデザインモチーフになっているものです。

ハロウィンに使えそうなミニバスケットも。
ほかにも色々なデザインのミニバスケットがあります。
ババチャーリーのお買い物方法

たくさん購入するものがある時は店内にあるプラスチックのかごをお買い物バスケットとして使います。

こんな風に欲しいものを入れていきます。

あとはレジで精算。
レジは入口近くにあります。
ロケーション&アクセス方法
住所:72, Lorong Tengkera Pantai 2c, Kampung Tengkera Pantai Dua, 75200 Melaka
オランダ広場などがあるマラッカの中心部からは少し距離があるため、Grabなど車利用をおすすめします。

お店はJalan Tengkeraという大通りから一本奥に入った場所にあります。

Baba Charlie(ババチャーリー)の近くには、Baba Charlie Cafe(ババチャーリーカフェ)があります。
徒歩で5分程度の距離です。
Baba Charlie(ババチャーリー)はテイクアウトのみであるため、店内で食事がしたい時はBaba Charlie Cafe(ババチャーリーカフェ)の方が便利です。
住所:631, Jalan Siantan 1/5, Taman Siantan Seksyen 1, 75200 Melaka
ババチャーリーの営業時間
営業時間は10:00〜15:00。(カフェの営業時間は11:30〜21:00)。
Baba Charlie(ババチャーリー)はお昼過ぎになると品薄になるケースが多いので、できるだけ早い時間帯にお店に足を運ぶことをおすすめします。
なお、定休日は木曜日です。
(*営業時間と定休日の情報は2020年1月9日時点のものになります。)
旧正月の営業日に注意
旧正月期間の営業日ついてはお店のFacebookを確認する方が確実です。
2020年の旧正月は1月下旬になるので、この時期にBaba Charlie(ババチャーリー)を訪問予定の方は事前にお店のFacebookを確認してみてください。
まとめ
多くのお客さんで溢れるBaba Charlie(ババチャーリー)。
個人的な感想としては、一般的なKuih(クエ)よりも若干甘みが強めで、パンダンの香りやグラマラッカの香りが少ない…と感じるものが多いと感じています。
ニョニャクエもカヤも、もっと美味しいなと思うお店がほかにあるため「ここが一番!」と手放しでおすすめすることはできませんが、
- Kuih(クエ)の種類が多く、色々な商品を試すことができる
- Gula Melaka(グラマラッカ)やDodol(ドドル)や中華系のビスケットなど、お土産にできるものが揃っている
こんな点からマラッカに遊びに行く機会があり、ニョニャクエに興味を持っている場合は足を運んでみても良いと思います。
以上、Baba Charlie(ババチャーリー)についての紹介でした!
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